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TaxDome導入で実現した業務効率化と顧客満足|税理士法人 MOVE ONの活用事例

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TaxDome導入で実現した業務効率化と顧客満足|税理士法人 MOVE ONの活用事例

福井県福井市に拠点を置く「税理士法人 MOVE ON」は、主に中小企業の成長支援を軸とする会計・税務・経営コンサルのプロフェッショナル集団。「数字の先にある人の想い」を大切にし、経営者の人生そのものに寄り添うスタイルで、財務・会計の枠を超えた総合的な経営支援を行っています。 経営数字の背後にあるストーリーを読み解き、社長の人生設計や事業の方向性まで共に考える姿勢は、多くの中小企業経営者から厚い信頼を得ています。 同社は、税務や会計にとどまらず、財務支援や補助金申請、事業承継支援などにも積極的に取り組み、企業の持続的な成長を多角的にサポートしています。こうした中小企業の経営課題に幅広く寄り添う姿勢は、税理士法人 MOVE ONならではの特徴のひとつです。2023年には、全国約1,700の会計事務所の中から「経営革新等支援機関推進協議会」により3年連続TOP100事務所に選出され、その実践的な支援体制と社会的な貢献が高く評価されました。 福井を拠点にしながらも、全国各地の企業から相談を受けるなど、地域に根ざしつつ広い視野で経営サポートを行う同社。クラウドツールやDXへの取り組みにも積極的で、常に「より良い働き方」「より高い顧客満足」を実現するための新しい方法を模索し続けています。 さらに、同社が展開するコンサルティング会社「一般社団法人 MUSCLE and MONEY」では、“勝ち残りたい小企業のためのサバイバル戦略”を掲げ、経営の現場に寄り添った実務支援や戦略設計を推進しています。財務・会計にとどまらず、企業が持続的に成長していくために必要な視点を多角的に捉え、未来に向けた経営基盤づくりを後押しするこの姿勢は、税理士法人 MOVE ONの仕事観そのものを象徴するものです。こうした「経営の継続性」を重視する考え方は、日々の業務や顧客支援のあり方にも一貫して息づいています。 本日は、同社代表の孫崎健次さん、そして実務の中心を担う土井有香さんに、TaxDome導入の背景と、業務現場での活用についてお話を伺いました。 複数ツールを使って見えた“限界”と、TaxDome導入の背景と決め手 多くの税理士・会計事務所にとって、顧問先とのデータ共有やコミュニケーションをいかに効率的に行うかは、常に頭を悩ませるテーマです。税理士法人 MOVE ONでも、電子帳簿保存法への対応が求められ始めた時期に、まずは既存の従来型のデータ共有ツールをいくつか試してみたとのことです。 当初、顧問先とのデータ共有には、税理士・会計事務所向けのクラウドのファイル共有ツールを試していました。電子帳簿保存法に対応していた点は魅力でしたが、実際に使ってみると、事務所へデータ共有を行う度に、顧問先がすべての項目を手入力する必要があり、ツール操作の説明にも30分以上かかってしまったといいます。入力作業の負担が大きく、顧問先にとっても使いづらいもので、事務所側もフォローに多くの時間を取られてしまいました。「事務所サイドとお客様サイド、お互いにとって便利な仕組みを探して、試行錯誤していた時期でした」と、土井さんは当時を振り返ります。 その後、Windowsのエクスプローラーに近い操作感を持つ別のファイル共有ツール「セキュアSAMBA」も試してみたとのことです。フォルダ構成で整理しやすく、使い勝手の面では悪くありませんでしたが、あくまでファイル共有の範囲にとどまり、このツールを導入することにより、顧問先とのやり取りや業務全体の流れを根本的に改善するには至りませんでした。 一方、TaxDomeでは、専用のデスクトップアプリを使えば、セキュアSAMBAのようにエクスプローラー感覚でファイルを操作できます。同じ使い勝手を保ちながら、ファイル共有だけでなく、顧客とのチャットやタスク管理、電子署名といった機能まで同一プラットフォーム上で完結できる。そのため、SAMBAを使い続ける必要はなく、ファイル共有のソリューションとして、TaxDomeに移行することにより、「業務全体を見渡しながら、お客様との関係も一元的に管理できるようになる」と、土井さんは確信したとのことです。 当時、事務所の業務は日々複雑化していました。月次処理や年末調整、確定申告など、顧問先ごとに異なるスケジュールと依頼内容を正確に把握し、スタッフ間で連携を取りながら進める必要があります。従来のように「ファイル管理はAのツール」「チャットはBのアプリ」「タスクはスプレッドシート」といった分散運用では、情報が点在し、作業の重複や見落としも発生しがちでした。 「お客様から『この資料、どこにアップしましたっけ?』と聞かれるたびに、スタッフがそれぞれのツールを確認して回る。これでは本来の業務に集中できない」と、土井さんは感じていました。 TaxDomeの導入を検討する際には、単に“機能が多い”という理由ではなく、「チーム全員が迷わず使えるか」「顧問先にとって負担がないか」を重視したとのことです。 こうして同社は、段階的にTaxDomeを導入。まずはデータ共有とチャット機能から運用を始め、すぐにタスク・案件管理、自動化設定へと活用の幅を広げていきました。結果として、TaxDome導入から約1年で、従来使用していた4つのツールを一本化でき、運用コスト・スタッフ工数の大幅な削減に繋げることができたとのことです。業務と顧客対応の両面で、すでに導入初期から大きな成果を実感していたといいます。 自動化と一元管理がもたらした、業務革新とチーム連携の進化 TaxDome導入後、同社で最も大きな変化が見られたのが「自動化」と「一元管理」でした。税理士・会計事務所の業務は、毎月発生する定型タスクと、案件ごとに異なるスポット業務の組み合わせで構成されています。特に月初は、源泉徴収や給与計算、帳簿データの確認依頼など、事務所全体が同時多発的に動く“最繁忙期”でもあります。 以前は、毎月、各顧問先ごとに案件を手作業で作成していましたが、現在はTaxDome上でそのプロセスを完全に自動化できているとのことです。月初の1日に案件が自動で立ち上がり、担当者が都度作成する必要がなくなったことにより、各業務の立ち上がりがスムーズになり、「月初に集中していた作業負担が大幅に軽減された」とのことです。 たとえば「源泉ダイレクト」という月次案件では、毎月同じ処理が必要になるため、TaxDomeの自動化設定を活用。チャット形式でのお客様への案内メッセージも同時に自動送信されるようにしており、担当者は個別にメッセージを作成する必要がなくなったとのことです。こうした一連の作業がすべて自動で立ち上がるようになったことで、手作業のタスク作成やリマインド作業がほぼゼロに。「担当者が手を動かす時間が大幅に減り、クライアントへのフォローや内容確認など、本質的な業務に集中できる体制を築くことができた」と、土井さんはTaxDome導入効果を振り返ります。 また、タスクや案件の進捗状況がリアルタイムで可視化されるようになったことも大きなメリットのひとつとのことです。担当者だけでなく、管理者や他のチームメンバーもステータスを一目で確認できるため、「いまどの顧問先がどの段階にあるのか」「誰がボールを持っているのか」が即座に把握できます。一時的に別の担当者が対応する必要がある場合でも、過去のチャット履歴やファイル共有の記録がすべて残っているため、引き継ぎにかかる時間も短縮。「担当交代時の情報の抜けや認識ズレがなくなり、チーム全体の業務品質が安定しました」と、土井さんは実感を語ります。 自動化による恩恵は、スタッフだけでなく顧問先側にも及んでいます。チャットでの定期連絡や資料提出の依頼が自動で届くことで、顧問先も“次に何をすればいいか”を常に把握できるようになりました。こうした仕組みが結果的に、双方のやり取りを減らしながらも、やるべきことが確実に進む信頼関係を生み出しています。 さらに、TaxDomeの導入によって社内で利用するツール数を大幅削減できたことも効率化に拍車をかけました。 と、土井さんは語ります。 同社では、TaxDomeの導入から数ヶ月の時点で、顧客との連携効率が40%以上向上したと実感していたといいます。ツールの切り替えや重複作業が減ったことで、事務所全体の稼働バランスが改善し、必然的に顧問先への対応のスピードや品質の底上げにも繋がったとのことです。 顧客対応から社内連携まで:コミュニケーションを変えたひとつのプラットフォーム 税理士・会計事務所における日々の業務の中で、もっとも多くの時間を占めるのが「顧客とのやり取り」です。申告書や決算書の確認、領収書の送付依頼、進捗報告や質問のやり取りなど ── そのほとんどが小さなコミュニケーションの積み重ねです。税理士法人 MOVE ONでも、以前はメールやチャットワークなど複数のツールを使い分けていましたが、「情報が分散してしまい、誰がどこまで対応したかがわかりづらい」という課題を感じていたといいます。 と、土井さんは語ります。 顧問先とのチャットは、単なるメッセージ機能にとどまらず、ファイル共有やタスク連携とシームレスに結びつきます。たとえば顧問先が決算書を確認したいときは、TaxDome上で必要なファイルをすぐに閲覧・ダウンロードでき、そのまま同じ画面で質問やコメントを送ることもできます。顧客自身がTaxDome上で必要な書類を確認できるようになったことで、事務所と顧客の間の細かなやり取りが大幅に減り、双方にとって作業効率が格段に向上したとのことです。 さらに、顧問先の多くがTaxDomeの専用モバイルアプリを活用しており、スマートフォンからでも書類の確認・アップロード・チャットが可能となっています。顧客ごとのアプリ利用状況は事務所の管理画面から即座に確認できるため、利用が少ない顧問先には適切なフォローアップを行うなど、運用レベルでのサポートもスムーズに行えているとのことです。紙やメールを介さずに情報の流れが整備されたことで、顧問先からも「使いやすい税理士事務所」としての評価が高まり、顧客満足度の向上にも寄与しています。 一方で、TaxDomeの導入効果は顧客対応だけにとどまりません。2025年にリリースされた新機能「チームチャット」も、同社ではいち早く実務に取り入れました。スタッフ間の連絡や確認事項をこのチームチャット上で完結できるようになり、従来のように別ツールを開く手間がなくなりました。グループの設定やチャンネル管理を細かく行う必要もなく、必要な人に必要な情報だけが届く仕組みが整ったことで、社内コミュニケーションの効率も大きく向上。余計な通知や確認の手間が減り、各スタッフがより集中して業務に取り組める環境が整いました。 顧客とのチャットと社内のチームチャットという、2つのレイヤーをTaxDome上で統合できたことは、同社にとって大きな転換点となりました。顧客とのやり取りもスタッフ間の情報共有も同じプラットフォームで完結するようになったことで、業務の流れがシンプルになり、チーム全体のスピード感が向上。誰がどの業務をどこまで進めているかを全員が常に把握できるようになり、業務の透明性も高まりました。 さらに特筆すべきは、TaxDomeが単なる業務ツールにとどまらず、同社の“働き方”そのものに影響を与えている点です。導入を機に、業務プロセスの見直しや役割分担の明確化が進み、チーム全員が「情報を共有すること」を前提に業務を設計するようになりました。各スタッフが自分の作業履歴をシステム上に残すことで、誰が見ても進捗がわかる状態が実現し、属人的な業務が減少。結果として、チーム全体の一体感が高まり、顧客対応の品質もさらに向上しています。 また、以前は業務管理ツールとして「kintone(キントーン)」を使用していましたが、TaxDomeへの移行によってその役割をすべて一本化。kintoneでは案件進行や社内タスク管理を行っていた一方で、顧客との連絡やファイル共有は別のツールに分かれていました。TaxDomeでは、これらがすべて一つのプラットフォーム上で連動し、業務管理・顧客コミュニケーション・データ共有が完全に一元化。担当者以外のスタッフでも過去のやり取りをすぐに確認できるようになり、引き継ぎや一時的な代行対応もスムーズになりました。また、土井さんによると、kintoneからTaxDomeへの移行はスムーズに行き、操作感にも大きなギャップがなかったことから、社内定着も早かったとのことです。 理念と実務をつなぐ、士業DXのブループリント 税理士法人 MOVE ONの取り組みは、まさに日本の士業業界が直面する課題 ──「業務効率化」「人材不足」「顧客満足」「働き方の多様化」──へのひとつの答えといえます。 TaxDomeは、アメリカ発の士業向けオールインワン業務管理プラットフォームで、現在では世界25か国以上の会計・税務・士業プロフェッショナルに利用されています。顧客ポータル・チャット・ファイル共有・電子署名・顧客への請求・タスク管理など、事務所運営に必要な機能をオールインワンで備え、さらに SOC […]
(士業DXアドバイザー) 藤本理恵
(士業DXアドバイザー) 藤本理恵
2026年2月13日
TaxDome導入で実現した業務効率化と士業DX|ビルブリッジ株式会社の活用事例【会計博2025】

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TaxDome導入で実現した業務効率化と士業DX|ビルブリッジ株式会社の活用事例【会計博2025】

2025年9月に開催された 「会計事務所博覧会 2025」。 士業や会計事務所向けに最新のDXソリューションやクラウドサービスが一堂に会する国内最大級の展示会の中で、ビルブリッジ株式会社によるTaxDome活用事例の紹介セッションは、多くの参加者の関心を集めました。 本記事では、そのプレゼンの内容に加え、TaxDomeブースで行われたインタビューの内容も交えながら、導入前の課題から導入後の具体的な改善効果までを詳しくご紹介します。 👉 紹介セッション動画はこちら(YouTube) 導入企業に関して ビルブリッジ株式会社では、「経営者のおかん」という業務伴走型支援サービスを展開しています。“(地元で)いっちょ前”の経営者を目指される創業期から成長期中小零細企業を中心に、コンサルティング+バックオフィス支援と幅広く支援しています。 単なるコンサルティングにとどまらず、税理士や会計士などの専門家と連携しながら、日常業務の運用から意思決定支援まで一貫したサポートを提供できることが同社の大きな特徴です。 また、大企業やIPOを目指す上場準備企業ではなく、地域に根ざした中小企業に特化していることも同社の特徴のひとつであり、中小企業の「社長一人では手が回らないバックオフィス」を仕組み化することで、経営者が本業に専念できる環境を作り出しています。 登壇者が語る現場導入後の手応え 会計事務所博覧会2025のミニプレゼン企画で、「経営者のおかん」の事業責任者である仲渡(なかと)さんより、TaxDomeの事例紹介を頂きました。 同サービスでは、顧客約40社の業務支援をしており、建設業や運送業、飲食業といった地域に根ざした事業者をはじめ、全国の幅広い中小企業と日々向き合っています。単なる経理処理や事務作業にとどまらず、経営者と直接面談し、現場の課題を吸い上げながら業務改善を、同サービスならではの伴走型で支援されています。 そうした日常の実務を通じて感じた課題と、TaxDome導入後にどのような手応えがあったのかについて、具体的に語って頂きました。業務フローのどこでつまずきが起きやすいのか、顧客とのやり取りでどのような工夫が必要か、そしてそれをシステム導入によってどう改善できたのか。当日来場された士業や会計事務所の担当者の方々が、自らの業務に置き換えて考えられるような、とても実務感のある内容でした。 導入前の課題:分散ツールの限界 「経営者のおかん」では、TaxDome導入前、業務ツールが分散する課題を抱えていました。具体的には、顧客との連絡にはメールや「LINE」「Chatwork」を使い分け、ファイル共有には「Dropbox」「Google Drive」、契約には「契約大臣」を利用といった具合に、用途ごとに異なるツールを組み合わせて運用していました。   一見すると便利なクラウドサービスを駆使しているように見えますが、実際には複数のシステムに情報が分散し、最新のファイルがどこにあるのかが分かりづらくなることが多発。やり取りの履歴も複数のチャンネルに散らばり、担当者以外が状況を把握するのは容易ではありませんでした。さらに、各タスクやプロジェクトの期限管理は担当者毎の面談記録やカレンダー入力に依存していたため、資料回収の遅延やタスクの抜け漏れの発生が起こりえない環境であるとはいえませんでした。仲渡さんは、TaxDomeを取り入れる前の業務環境をこう振り返りました。 TaxDome導入で変わった3つのこと 1. オールインワン化による業務プロセスの統合 導入後の手応えとして強調されたのは、「バラバラだったツールを一元化できたこと」でした。具体的には、次のような業務が、TaxDome上で統合されたようです。 ● 顧客管理:顧客情報・契約状況・案件の進捗をすべて一つのプラットフォームで確認可能に。 ● チャット・メール:これまで別々のアプリやデバイスで行っていたやり取りが、顧客ごとのスレッドに整理され、履歴を見失うことがなくなった。 ● ファイル共有:DropboxやGoogle Driveなど複数のストレージを横断する必要がなくなり、アップロードから共有までがシンプルに。 ● 契約書の送受信:高価な電子契約専門ツールを使わずに、TaxDome内で契約書の送付、電子署名、保管までが完結。 ● 請求書の発行:経理担当が別システムに入力する手間がなくなり、自動的に顧客ポータルへ反映。 これらが、TaxDome上で一元化されたことで、「情報がどこにあるのかを探す時間」が大幅に削減したとのことです。 以前は、ファイルがDropboxにあるのかGoogle Driveにあるのか、あるいは担当者のPCに残されているのかを確認するために数十分かかることもあったといいます。 これらは、一見小さな効率化の積み重ねですが、担当者全員に波及することで組織全体の生産性に直結したとのことです。 また、顧客とのやり取りが一本化され、連絡、資料やり取り・契約・請求等がすべて同じ場所で管理できる安心感は、スタッフだけでなく、同社のお客様にとっても大きなメリットになっていると感じているとのことです。 2. 自動リマインダーで提出漏れ防止 次に手応えとして挙げられたのは、自動リマインダーの効果です。 導入前は、顧客に対して「今月も提出をお願いします」といった依頼を担当者がメールやLINEで手動送信されていました。忙しい時期には連絡の遅れ、連絡の重複や漏れが発生する懸念もあり、業務の信頼性を損なう要因となってたようです。人の記憶やカレンダーに依存する管理では、どれだけ注意しても抜け漏れを完全に防ぐことは至難の業です。 導入後は、このプロセスが大きく変わったと言います。決算期や顧客ごとに異なる提出物のスケジュールをあらかじめ設定しておくことで、システムが自動的にリマインド通知を発信します。通知はメールや顧客ポータルを通じて届けられ、担当者がいちいち手を動かす必要がありません。 さらに、「通知の頻度」や「再送の回数」も柔軟に設定できるため、提出が遅れている顧客には複数回のリマインドを自動で送ることができます。 自動リマインダーの仕組み化によって、担当者は「誰にいつ声をかけるか」という雑務から解放され、より付加価値の高い顧客対応やコンサルティング業務に集中できるようになったとのことです。 3. パイプライン管理による進捗の見える化 3つ目として、パイプライン機能がもたらした効果を強調されていました。 導入前は、業務の進捗を担当者それぞれが頭の中で把握していたり、Excelやメモで個別管理していたため、全体像をチーム全員が共有するのは難しい状況であったようです。 例えば、ある顧客の案件が「資料回収の段階なのか」「入力が完了してチェック待ちなのか」を正確に把握できるのは担当者本人だけで、他のメンバーは口頭確認をしなければ分からないケースが多々あったといいます。 TaxDomeのパイプライン機能では、こうした業務フローを カード形式、リスト形式、カレンダー形式等、さまざまなスタイルでわかりやすく可視化できます。 ● […]
税理士の仕事はAI活用で減る?AIによる業務の効率化も!

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税理士の仕事はAI活用で減る?AIによる業務の効率化も!

AIが革新的なテクノロジーであることは間違いありませんが、実際にどのような変化をもたらすのでしょうか。本記事では、AIの進化と活用が税理士の未来にどのような影響を及ぼすかについて解説します。
業務一元管理を軸にしたTaxDome導入|杉本聖税理士事務所の活用事例

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業務一元管理を軸にしたTaxDome導入|杉本聖税理士事務所の活用事例

さいたま市浦和区を拠点とする「杉本聖税理士事務所」は、顧問業務から医療法人支援まで、実務の積み重ねによって専門領域を広げてきた税務・会計のプロフェッショナルチームです。 企業や個人事業者、医療法人など、関与する顧問先の形態やフェーズが異なるなかで、扱う情報や判断の前提が一様ではなく、業務の進め方や情報管理のあり方が、同事務所におけるオペレーション上の課題となっていました。 そうした状況を受けて、業務管理や顧客対応の在り方を見直し、DXへの取り組みの一環としてTaxDomeの導入を決定。顧客情報、資料、進捗状況を一つの基盤に集約することで、日々の業務を事務所全体で把握できる体制づくりを進めています。 今回お話を伺ったのは、同事務所の代表税理士である杉本聖さん、シニアコンサルタントの松原勇太さん、そしてTaxDome導入・運用を推進してきた池上純平さんの3名です。実際の現場でTaxDomeを活用している立場から、導入の背景や運用の工夫、使い続けるなかで見えてきた変化、そして現在も試行錯誤している点についてお話しいただきました。 医療・建築分野に強みを持つ事務所だからこそ直面した情報管理の課題 杉本聖税理士事務所の特徴としてまず挙げられるのが、医療関係と建築関係に強みを持っている点です。法人顧問や個人の税務対応を軸としながら、単なる申告業務にとどまらず、事業全体の状況を踏まえた関与を行ってきました。近年はM&A事業にも取り組んでおり、税務・会計の枠にとらわれず、経営判断に関わる領域まで支援の幅を広げています。また、制度改正や新しいルールへの対応についても、顧問先任せにするのではなく、事務所として理解を深めたうえで、分かりやすく伝える姿勢を重視してきました。 こうした取り組みは、顧問先対応にとどまらず、外部向けの学習会やセミナーといった形でも表れています。インボイス制度のように実務への影響が大きいテーマについて、事業者向けに解説を行う機会を設けることで、制度理解を前提とした支援を行ってきました。 一方で、医療関係や建築関係の顧問先では、freeeやマネーフォワード クラウドといった会計ソフトを利用しているケースも多く、顧問先ごとに前提となるデータや管理方法が異なります。そのなかで、税務・会計ソフトとは別に、顧問先とのやり取りや資料、進捗状況をどこで管理するかという点が、事務所側の課題として次第に浮かび上がってきました。 このように、専門性の高い顧問先を支えるなかで、同事務所が扱う情報量や判断材料は年々増えています。どの資料が最新なのか、誰がどこまで対応しているのかをすぐに確認できない状態は、業務の効率だけでなく、判断の正確性にも影響します。そのため同事務所では、業務の進め方や情報管理のあり方を、事務所全体としてあらためて見直す必要性を感じるようになっていきました。 情報分散への不安から、一元化という方針へ TaxDome導入以前、杉本聖税理士事務所では、顧客とのやり取りや資料、進捗状況が複数のツールに分かれて管理されていました。顧問先からの連絡はメールやチャットツール、資料はクラウドストレージや紙といった形で散在し、「どこを見れば、今必要な情報がそろっているのか」を確認する作業が、日常業務のなかで少なからず発生していたといいます。 特に、医療や建築といった分野では、判断に必要な情報が断続的に発生します。過去のやり取りや資料を参照しながら意思決定を行う場面も多く、情報が分散している状態は、そのまま確認漏れや行き違いのリスクにつながりかねません。杉本さんも、そうした状況を踏まえ、業務そのもの以前に「必要な情報を確実に把握できる状態」を整える必要性を感じるようになっていたといいます。 そうした状況を受けて、同事務所のなかで次第に意識されるようになったのが、「すべてを一元的に把握できる状態」をつくることでした。単にツールを減らす、あるいは新しいツールを導入することが目的ではなく、必要な情報が一か所に集まり、誰が見ても同じ前提で状況を把握できること。その状態を実現することが、業務改善の軸として明確になっていきました。 検討の過程では、Notionの活用を継続する案や、Google Driveを中心とした運用に切り替える案に加え、MyKomonについても情報収集を行っていました。既存の業務フローやスタッフ構成、将来的な事務所の規模感を踏まえながら、「顧客情報、資料、進捗、やり取りを一つの画面で把握できるかどうか」という視点で比較検討を進めていったといいます。 と、杉本さんは語ります。 ツールを増やして管理を複雑にするのではなく、情報を見る場所を一本化する。その方針に最も合致した選択肢として、TaxDomeの導入を決定しました。 情報を見る場所を一本化する判断 TaxDome導入前、同事務所ではNotionを用いてタスク管理や情報整理を行っていました。業務を整理するうえで一定の役割は果たしていたものの、顧客情報や資料、顧問先とのやり取りまでを一元的に集約できていたわけではありません。結果として、「タスクはNotion」「資料はクラウドストレージ」「やり取りは別のツール」といった形で、情報の所在が分かれている状態が続いていました。 TaxDomeの導入を決めたあとも、すべてを一気に切り替えたわけではありません。池上さんは、「最初から完璧な形を目指すのではなく、まずは情報を見る場所を一つにすることを優先しました」と話します。どの資料が最新なのか、どこを見れば進捗が分かるのか。その“起点”をTaxDomeに置くことを意識し、少しずつ運用を移行していきました。 現在も、紙で受け取った資料をTaxDomeに取り込み、外出先や別のスタッフでも同じ情報を確認できる状態を整える作業が続いています。すべてが完全に移行できているわけではないものの、「TaxDomeを見れば、今の状況が分かる」という共通認識が事務所内に生まれつつあります。 この進め方について杉本さんは、「一気に変えるよりも、まずは集約する場所を決めることが大事だと思いました」と話します。ツールを使いこなすことよりも、情報が散らばらない状態を作ること。その考え方が、同事務所のDXの進め方を特徴づけています。 人が増えるなかで求められた共有基盤 TaxDome導入当時は4人体制だった事務所も、現在では7名ほどに増えています。人が増えることで対応できる業務の幅は広がる一方、業務内容や関与範囲が多様化し、情報共有や引き継ぎの重要性も高まってきました。 そうしたなか、最近では社会保険労務士のスタッフが新たに入社しましたが、入社日からTaxDomeを使って業務に入れる状態が整えられていました。顧問先の基本情報や進捗、これまでのやり取りをTaxDome上で確認できるため、個別に背景を説明しなくても、業務の全体像を把握しやすかったといいます。 このように、新しく加わったメンバーが早い段階から業務に関われる環境が整っていることは、TaxDomeが単なる業務支援ツールではなく、事務所全体を支える基盤として機能し始めていることを示しています。特定の担当者しか分からない情報を減らし、誰が見ても同じ前提で業務を進められる状態が、日々の運用のなかで少しずつ定着してきました。 人員構成や取り扱う業務領域が変化するなかで、TaxDomeは「まずここを見れば状況が分かる」場所として位置づけられつつあります。事務所運営を支える共通の業務インフラとして、その役割は徐々に明確になっています。 現場で感じている使いやすさ TaxDomeを使い続けるなかで、同事務所では、業務の進め方そのものに少しずつ変化が生まれています。特徴的なのは、「何かあれば、まずTaxDomeを見る」という行動が、事務所内で自然に定着してきている点です。顧問先に関する情報や資料、過去のやり取りを確認する際の起点が一つに定まったことで、確認のための動きがシンプルになりました。 杉本さんは、「Google Driveのような感覚でファイルを探せる点は分かりやすい」と話します。顧問先ごとに情報が整理されているため、必要な資料にたどり着くまでに迷う場面が減り、業務のテンポが崩れにくくなったと感じています。とりあえずTaxDomeを開けば、必要な情報がある。その感覚が、日常業務を支えています。 ファイル管理の面では、池上さんも使い勝手の良さを評価しています。 と、池上さんは語ります。 紙で受け取った資料も含めてTaxDomeに集約していくことで、情報の置き場所に悩むことが少なくなりました。 松原さんは、顧問先とのやり取りの面で変化を感じています。TaxDomeのチャット機能を使うことで、やり取りの履歴が文脈ごとに残り、後から確認しやすくなりました。「メールよりも流れが追いやすく、過去のやり取りを探す時間が減りました」と話します。顧問先側も、メールよりチャットを好むケースが多く、コミュニケーションの負担が軽くなっていると感じています。 こうした日々の使い勝手の積み重ねによって、TaxDomeは単なる新しいツールではなく、「業務を進めるための前提」として受け入れられつつあります。また、ツールとして直感的に使える点が、事務所内で無理なく定着している理由の一つだとのことです。 進捗管理と対応漏れの防止 日常業務の起点がTaxDomeに集約されるなかで、進捗管理の面でも変化が生まれています。現在、同事務所ではTaxDomeのパイプライン機能を活用し、月次業務や年末調整といった定常業務の流れを管理しています。複数の顧問先、複数の業務が同時に動く状況でも、「今どの案件が、どの段階にあるのか」を一覧で把握できることが、業務を進めるうえでの支えになっています。 杉本さんは、「誰が、どの作業を担当していて、どこで止まっているのかが見えるようになったことで、確認のためのやり取りが減りました」と話します。進捗を感覚や記憶に頼るのではなく、状態として共有できるようになったことで、繁忙期であっても全体を見渡しやすくなったと感じています。 あわせて活用しているのが、定期ジョブやリマインドといった自動化機能です。役員賞与の事前確定など、対応のタイミングを逃すと影響が大きい業務についても、あらかじめ設定しておくことで、個人の記憶に頼らず対応できるようになりました。「忙しい時期ほど、こうした仕組みがあることの安心感は大きいですね」と杉本さんは語ります。 TaxDomeのタスク管理について、 と、松原さんは語ります。 やるべきことが明確になり、対応漏れを気にせず業務に向き合える点が、日々の実務を支えています。個人の注意力に頼らず、ツール側で自然にフォローされている感覚があることも、日常の業務のなかで実感している変化の一つです。 今後を見据えた運用の考え方 顧問先側のTaxDomeの利用状況についても、同事務所では徐々に変化が見られています。杉本さんによると、顧問先のなかでも医療関係や建築関係の顧問先では、TaxDomeを通じたやり取りが比較的スムーズに進んでいるとのことです。特に建築関係では、比較的若い経営者が多いこともあり、アプリの導入やチャットでのやり取りに対する抵抗感が少なく、TaxDomeの利用が自然に広がってきています。 一方で、すべての顧問先が同じペースで新しいツールに移行できるわけではありません。これまでLINEやメールでのやり取りに慣れている顧問先については、現在も併用する形を取っています。無理に利用方法を切り替えるのではなく、顧問先ごとの状況やスタイルを踏まえながら、段階的にTaxDomeを使ってもらう。その進め方が、結果として混乱を生まず、安定した運用につながっていると感じています。 資料の受け渡しについては、TaxDomeのチャット機能での添付や、ファイルアップロードを活用しています。新機能のひとつである顧客リクエスト機能については、現時点では本格的な運用には至っていませんが、今後の業務改善に向けた選択肢の一つとして検討しています。顧問先とのやり取りのなかで、無理なく活用できる形を見極めながら、段階的に取り入れていく方針です。 顧問先との接点を一気に切り替えるのではなく、日常のやり取りの延長線上で少しずつTaxDomeに慣れてもらう。その姿勢が、同事務所における顧問先対応の基本になっています。 事務所の成長とDXへの向き合い方 TaxDomeを導入してから初めての繁忙期を迎えるなかで、業務の一元管理が日々の実務を支えている一方、業務内容によっては、従来の管理方法と併用している部分もあります。個人の確定申告業務については、現時点では一部をスプレッドシートで管理しており、今後の運用については、業務の状況を見ながら整理していく考えとのことです。 杉本さんは、今後の活用について、「使いながら、自分たちの業務に合った形を少しずつ整理していきたい」と話します。機能を知ること自体よりも、実際の業務にどう落とし込むかという点で、TaxDomeのサポートチームによる運用支援に加え、ワークショップやウェビナーといった形で活用方法を確認できる機会があることで、理解を深めていけるのではないかと考えているとのことです。 また、最近では社労士のスタッフが加わり、税務に加えて労務の視点から業務フローを見直す場面も出てきました。こうした変化を踏まえ、杉本さんは「税務だけでなく、労務の業務も含めて、どこまで同じ基盤で管理できるのかを考えていきたい」と話します。ツールを使いこなすこと自体を目的とするのではなく、事務所の業務に合った形を探りながら、税務に加えて労務の業務も視野に入れ、TaxDomeの活用範囲を段階的に広げていくプランだとのことです。 事務所の成長とともに、DXとどう向き合っていくか 杉本聖税理士事務所の事例から見えてくるのは、DXを特別な取り組みとして捉えるのではなく、日々の業務や事務所の変化に合わせて、少しずつ整えていく姿勢です。医療・建築分野を中心とした専門性の高い業務、人員構成の変化、顧問先との関わり方の多様化。そうした状況のなかで、業務の進め方や情報管理のあり方を見直し続けることが、事務所運営そのものの品質につながっています。 […]
法人向け会計ソフト完全ガイド|比較・機能・選び方を解説

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法人向け会計ソフト完全ガイド|比較・機能・選び方を解説

企業の財務情報は、経営判断の根幹となる最重要資産です。どれほど優れた戦略を掲げていても、数字が誤っていれば意思決定を誤り、事業の継続性にも大きな影響を与えます。こうした背景のなか、近年急速に普及しているのが、クラウド会計ソフトを中心とした法人向け会計ソフトです。 企業の会計・経理業務は、手作業や紙・Excelに依存する構造が長く続いてきました。証憑の収集、仕訳の入力、請求処理、月次締め、決算……。いずれも属人化しやすく、担当者の経験や知識に大きく依存していました。しかし電子帳簿保存法の改正、インボイス制度の開始など、法制度が「デジタル保存・電子取引」を前提に再構築されたことで、会計プロセス全体のデジタル化が急務となっています。 この流れの中心にあるのが、クラウド会計ソフトを含む法人向け会計ソフトの活用です。取引データの自動取り込み、自動仕訳、デジタル証憑の管理、部門別の収益分析、経費精算や請求発行との連携など、企業のバックオフィス全体をつなぐ「基幹システム」として、多くの企業で導入が進んでいます。 令和時代の法人向け会計ソフトは単なる経理ツールではなく、組織全体の業務効率化・情報統制・経営判断の質向上を実現するプラットフォームへと進化しました。本記事では、これから導入を検討する企業に向けて、機能・メリット・比較・選び方を、実務目線で解説します。 法人向け会計ソフトの主な機能 法人として利用する会計ソフトを選ぶ際は、「どの機能が自社の業務に必要か」を具体的に把握することが重要です。法人向け会計ソフトが備える代表的な機能には次が含まれます。 1. 自動仕訳 銀行口座やクレジットカード、POSレジ、請求書システムなどと連携し、取引データを自動で取り込む機能です。従来、担当者が手作業で入力していた仕訳作業は、ヒューマンエラーが起きやすい領域でした。自動取り込みとAIによる補助仕訳により、手入力の手間が大幅に減り、月次処理のスピードが劇的に向上します。 2. 決算書・財務諸表の自動作成 法人向け会計ソフトが推奨される大きな理由が、決算処理の効率化です。試算表・損益計算書・貸借対照表などは、日々の仕訳データをもとに自動生成されます。担当者が集計作業に追われる必要がなく、経営陣はリアルタイムで財務状況を把握できます。 3. 税務申告書の作成支援 多くの法人向け会計ソフトは、法人税・消費税の申告書作成をサポートしています。法人税の別表作成や固定資産管理、減価償却費の計算など、煩雑なプロセスを支援する機能が備わっています。 4. 経費精算・領収書管理 社員の立替経費をシステム上で申請・承認する機能です。領収書のデータ化(OCR読み取り)により、ペーパーレス化が進みます。電子帳簿保存法に準拠した保存・検索も容易で、監査対応もスムーズになります。 5.データ分析(部門別・プロジェクト別管理) 部門やプロジェクトなどの管理単位を設定し、収益やコストを軸ごとに集計・分析できる機能です。事業別の採算や不採算プロジェクトを早期に把握できるため、予算配分や人員配置など、経営判断に直接役立つ数字をすぐに確認できます。 6. 外部システム連携(給与・請求書・CRM・在庫など) 請求書発行や給与計算、勤怠管理、顧客管理(CRM)など、企業のバックオフィスは複数のシステムで構成されています。会計ソフトとこうしたシステムが連携していると、取引データが自動で会計側に反映され、入力作業の重複や整合性チェックの手間を大幅に減らすことができます。特に、請求内容の仕訳化や給与計算結果の反映など、毎月発生する定型業務の効率化に大きく寄与します。連携の範囲が広いほど、会計データが一元的に管理でき、経理部門だけでなく人事や営業など他部門の業務負荷の軽減にもつながります。 法人向け会計ソフトウェアのメリット 法人での利用に最適化された会計ソフトを導入することで、企業はどのような価値を得られるのでしょうか。本章ではその代表的なメリットを整理します。 1. 時間削減:月次処理・決算が圧倒的に早くなる 自動仕訳・自動集計機能により、月次処理にかかっていた数十時間が大幅に短縮されます。特にクラウド会計ソフトはリアルタイムでデータが集約されるため、締め作業の負荷が激減します。 2. ミスの防止と正確性の向上 人力での入力作業が減ることで、ケアレスミスの発生は大幅に抑えられます。さらに、チェック機能や仕訳ルールを活用することで、日々の会計処理の正確性が高まり、数字の信頼性を一段と確保できるようになります。 3. コンプライアンス対応(電子帳簿保存法・インボイス制度) 近年、電子取引データの保存要件やインボイス制度など、「紙ではなくデジタル前提」のルールが増えています。クラウド会計ソフトはこれらの法制度変更に素早く対応し、システム側が最新の基準にアップデートされるため、法令遵守リスクを最小化できます。 4. コスト削減(人件費・紙・郵送) 経理担当者の時間削減だけでなく、紙の印刷や郵送、保管スペースなどの間接コストも抑えられます。社内フローの効率化により、総務・営業など他部署の業務負荷も軽減されるケースが多くあります。 5. 経営判断に役立つリアルタイムデータ 試算表やキャッシュフローをリアルタイムで確認できるようになります。財務情報が即座に可視化されることで、投資判断・資金繰り・採用計画などの意思決定がより迅速になります。 法人向け会計ソフトの比較 法人向け会計ソフトを比較するとき、最初は「どれも同じように見える」という感覚になりがちです。仕訳入力、試算表、決算書作成といった基本機能だけで比べれば、確かに大差はありません。しかし、実務で効いてくるのは「入力の手間がどれだけ減るか」「周辺業務(請求・経費・給与など)と自然につながるか」「運用ルールや内部統制に耐えられるか」といった、現場の運用に直結する部分です。導入後に“効く”のは機能の数ではなく、日々の作業が本当に軽くなる設計かどうか。ここでは、日本で導入実績が多い代表的な会計ソフトを取り上げ、価格帯(目安)・主な機能・向いている企業規模・メリットと注意点を整理します。なお、価格やプラン構成は改定されることがあるため、最終判断では必ず公式情報をご確認ください。 主要ソフトの比較表(目安) ソフト名 価格帯(目安) 強み(主な特徴) 向いている企業規模 弥生会計 年額数万円〜 基本機能が安定・従来型経理に馴染む 小〜中規模 freee会計 月額2,000円〜 自動化・直感的な操作 個人〜小規模法人 […]
税理士の仕事はAI活用で減る?AIによる業務の効率化も!

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税理士の仕事はAI活用で減る?AIによる業務の効率化も!

AIが革新的なテクノロジーであることは間違いありませんが、実際にどのような変化をもたらすのでしょうか。本記事では、AIの進化と活用が税理士の未来にどのような影響を及ぼすかについて解説します。
業務一元管理を軸にしたTaxDome導入|杉本聖税理士事務所の活用事例

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業務一元管理を軸にしたTaxDome導入|杉本聖税理士事務所の活用事例

さいたま市浦和区を拠点とする「杉本聖税理士事務所」は、顧問業務から医療法人支援まで、実務の積み重ねによって専門領域を広げてきた税務・会計のプロフェッショナルチームです。 企業や個人事業者、医療法人など、関与する顧問先の形態やフェーズが異なるなかで、扱う情報や判断の前提が一様ではなく、業務の進め方や情報管理のあり方が、同事務所におけるオペレーション上の課題となっていました。 そうした状況を受けて、業務管理や顧客対応の在り方を見直し、DXへの取り組みの一環としてTaxDomeの導入を決定。顧客情報、資料、進捗状況を一つの基盤に集約することで、日々の業務を事務所全体で把握できる体制づくりを進めています。 今回お話を伺ったのは、同事務所の代表税理士である杉本聖さん、シニアコンサルタントの松原勇太さん、そしてTaxDome導入・運用を推進してきた池上純平さんの3名です。実際の現場でTaxDomeを活用している立場から、導入の背景や運用の工夫、使い続けるなかで見えてきた変化、そして現在も試行錯誤している点についてお話しいただきました。 医療・建築分野に強みを持つ事務所だからこそ直面した情報管理の課題 杉本聖税理士事務所の特徴としてまず挙げられるのが、医療関係と建築関係に強みを持っている点です。法人顧問や個人の税務対応を軸としながら、単なる申告業務にとどまらず、事業全体の状況を踏まえた関与を行ってきました。近年はM&A事業にも取り組んでおり、税務・会計の枠にとらわれず、経営判断に関わる領域まで支援の幅を広げています。また、制度改正や新しいルールへの対応についても、顧問先任せにするのではなく、事務所として理解を深めたうえで、分かりやすく伝える姿勢を重視してきました。 こうした取り組みは、顧問先対応にとどまらず、外部向けの学習会やセミナーといった形でも表れています。インボイス制度のように実務への影響が大きいテーマについて、事業者向けに解説を行う機会を設けることで、制度理解を前提とした支援を行ってきました。 一方で、医療関係や建築関係の顧問先では、freeeやマネーフォワード クラウドといった会計ソフトを利用しているケースも多く、顧問先ごとに前提となるデータや管理方法が異なります。そのなかで、税務・会計ソフトとは別に、顧問先とのやり取りや資料、進捗状況をどこで管理するかという点が、事務所側の課題として次第に浮かび上がってきました。 このように、専門性の高い顧問先を支えるなかで、同事務所が扱う情報量や判断材料は年々増えています。どの資料が最新なのか、誰がどこまで対応しているのかをすぐに確認できない状態は、業務の効率だけでなく、判断の正確性にも影響します。そのため同事務所では、業務の進め方や情報管理のあり方を、事務所全体としてあらためて見直す必要性を感じるようになっていきました。 情報分散への不安から、一元化という方針へ TaxDome導入以前、杉本聖税理士事務所では、顧客とのやり取りや資料、進捗状況が複数のツールに分かれて管理されていました。顧問先からの連絡はメールやチャットツール、資料はクラウドストレージや紙といった形で散在し、「どこを見れば、今必要な情報がそろっているのか」を確認する作業が、日常業務のなかで少なからず発生していたといいます。 特に、医療や建築といった分野では、判断に必要な情報が断続的に発生します。過去のやり取りや資料を参照しながら意思決定を行う場面も多く、情報が分散している状態は、そのまま確認漏れや行き違いのリスクにつながりかねません。杉本さんも、そうした状況を踏まえ、業務そのもの以前に「必要な情報を確実に把握できる状態」を整える必要性を感じるようになっていたといいます。 そうした状況を受けて、同事務所のなかで次第に意識されるようになったのが、「すべてを一元的に把握できる状態」をつくることでした。単にツールを減らす、あるいは新しいツールを導入することが目的ではなく、必要な情報が一か所に集まり、誰が見ても同じ前提で状況を把握できること。その状態を実現することが、業務改善の軸として明確になっていきました。 検討の過程では、Notionの活用を継続する案や、Google Driveを中心とした運用に切り替える案に加え、MyKomonについても情報収集を行っていました。既存の業務フローやスタッフ構成、将来的な事務所の規模感を踏まえながら、「顧客情報、資料、進捗、やり取りを一つの画面で把握できるかどうか」という視点で比較検討を進めていったといいます。 と、杉本さんは語ります。 ツールを増やして管理を複雑にするのではなく、情報を見る場所を一本化する。その方針に最も合致した選択肢として、TaxDomeの導入を決定しました。 情報を見る場所を一本化する判断 TaxDome導入前、同事務所ではNotionを用いてタスク管理や情報整理を行っていました。業務を整理するうえで一定の役割は果たしていたものの、顧客情報や資料、顧問先とのやり取りまでを一元的に集約できていたわけではありません。結果として、「タスクはNotion」「資料はクラウドストレージ」「やり取りは別のツール」といった形で、情報の所在が分かれている状態が続いていました。 TaxDomeの導入を決めたあとも、すべてを一気に切り替えたわけではありません。池上さんは、「最初から完璧な形を目指すのではなく、まずは情報を見る場所を一つにすることを優先しました」と話します。どの資料が最新なのか、どこを見れば進捗が分かるのか。その“起点”をTaxDomeに置くことを意識し、少しずつ運用を移行していきました。 現在も、紙で受け取った資料をTaxDomeに取り込み、外出先や別のスタッフでも同じ情報を確認できる状態を整える作業が続いています。すべてが完全に移行できているわけではないものの、「TaxDomeを見れば、今の状況が分かる」という共通認識が事務所内に生まれつつあります。 この進め方について杉本さんは、「一気に変えるよりも、まずは集約する場所を決めることが大事だと思いました」と話します。ツールを使いこなすことよりも、情報が散らばらない状態を作ること。その考え方が、同事務所のDXの進め方を特徴づけています。 人が増えるなかで求められた共有基盤 TaxDome導入当時は4人体制だった事務所も、現在では7名ほどに増えています。人が増えることで対応できる業務の幅は広がる一方、業務内容や関与範囲が多様化し、情報共有や引き継ぎの重要性も高まってきました。 そうしたなか、最近では社会保険労務士のスタッフが新たに入社しましたが、入社日からTaxDomeを使って業務に入れる状態が整えられていました。顧問先の基本情報や進捗、これまでのやり取りをTaxDome上で確認できるため、個別に背景を説明しなくても、業務の全体像を把握しやすかったといいます。 このように、新しく加わったメンバーが早い段階から業務に関われる環境が整っていることは、TaxDomeが単なる業務支援ツールではなく、事務所全体を支える基盤として機能し始めていることを示しています。特定の担当者しか分からない情報を減らし、誰が見ても同じ前提で業務を進められる状態が、日々の運用のなかで少しずつ定着してきました。 人員構成や取り扱う業務領域が変化するなかで、TaxDomeは「まずここを見れば状況が分かる」場所として位置づけられつつあります。事務所運営を支える共通の業務インフラとして、その役割は徐々に明確になっています。 現場で感じている使いやすさ TaxDomeを使い続けるなかで、同事務所では、業務の進め方そのものに少しずつ変化が生まれています。特徴的なのは、「何かあれば、まずTaxDomeを見る」という行動が、事務所内で自然に定着してきている点です。顧問先に関する情報や資料、過去のやり取りを確認する際の起点が一つに定まったことで、確認のための動きがシンプルになりました。 杉本さんは、「Google Driveのような感覚でファイルを探せる点は分かりやすい」と話します。顧問先ごとに情報が整理されているため、必要な資料にたどり着くまでに迷う場面が減り、業務のテンポが崩れにくくなったと感じています。とりあえずTaxDomeを開けば、必要な情報がある。その感覚が、日常業務を支えています。 ファイル管理の面では、池上さんも使い勝手の良さを評価しています。 と、池上さんは語ります。 紙で受け取った資料も含めてTaxDomeに集約していくことで、情報の置き場所に悩むことが少なくなりました。 松原さんは、顧問先とのやり取りの面で変化を感じています。TaxDomeのチャット機能を使うことで、やり取りの履歴が文脈ごとに残り、後から確認しやすくなりました。「メールよりも流れが追いやすく、過去のやり取りを探す時間が減りました」と話します。顧問先側も、メールよりチャットを好むケースが多く、コミュニケーションの負担が軽くなっていると感じています。 こうした日々の使い勝手の積み重ねによって、TaxDomeは単なる新しいツールではなく、「業務を進めるための前提」として受け入れられつつあります。また、ツールとして直感的に使える点が、事務所内で無理なく定着している理由の一つだとのことです。 進捗管理と対応漏れの防止 日常業務の起点がTaxDomeに集約されるなかで、進捗管理の面でも変化が生まれています。現在、同事務所ではTaxDomeのパイプライン機能を活用し、月次業務や年末調整といった定常業務の流れを管理しています。複数の顧問先、複数の業務が同時に動く状況でも、「今どの案件が、どの段階にあるのか」を一覧で把握できることが、業務を進めるうえでの支えになっています。 杉本さんは、「誰が、どの作業を担当していて、どこで止まっているのかが見えるようになったことで、確認のためのやり取りが減りました」と話します。進捗を感覚や記憶に頼るのではなく、状態として共有できるようになったことで、繁忙期であっても全体を見渡しやすくなったと感じています。 あわせて活用しているのが、定期ジョブやリマインドといった自動化機能です。役員賞与の事前確定など、対応のタイミングを逃すと影響が大きい業務についても、あらかじめ設定しておくことで、個人の記憶に頼らず対応できるようになりました。「忙しい時期ほど、こうした仕組みがあることの安心感は大きいですね」と杉本さんは語ります。 TaxDomeのタスク管理について、 と、松原さんは語ります。 やるべきことが明確になり、対応漏れを気にせず業務に向き合える点が、日々の実務を支えています。個人の注意力に頼らず、ツール側で自然にフォローされている感覚があることも、日常の業務のなかで実感している変化の一つです。 今後を見据えた運用の考え方 顧問先側のTaxDomeの利用状況についても、同事務所では徐々に変化が見られています。杉本さんによると、顧問先のなかでも医療関係や建築関係の顧問先では、TaxDomeを通じたやり取りが比較的スムーズに進んでいるとのことです。特に建築関係では、比較的若い経営者が多いこともあり、アプリの導入やチャットでのやり取りに対する抵抗感が少なく、TaxDomeの利用が自然に広がってきています。 一方で、すべての顧問先が同じペースで新しいツールに移行できるわけではありません。これまでLINEやメールでのやり取りに慣れている顧問先については、現在も併用する形を取っています。無理に利用方法を切り替えるのではなく、顧問先ごとの状況やスタイルを踏まえながら、段階的にTaxDomeを使ってもらう。その進め方が、結果として混乱を生まず、安定した運用につながっていると感じています。 資料の受け渡しについては、TaxDomeのチャット機能での添付や、ファイルアップロードを活用しています。新機能のひとつである顧客リクエスト機能については、現時点では本格的な運用には至っていませんが、今後の業務改善に向けた選択肢の一つとして検討しています。顧問先とのやり取りのなかで、無理なく活用できる形を見極めながら、段階的に取り入れていく方針です。 顧問先との接点を一気に切り替えるのではなく、日常のやり取りの延長線上で少しずつTaxDomeに慣れてもらう。その姿勢が、同事務所における顧問先対応の基本になっています。 事務所の成長とDXへの向き合い方 TaxDomeを導入してから初めての繁忙期を迎えるなかで、業務の一元管理が日々の実務を支えている一方、業務内容によっては、従来の管理方法と併用している部分もあります。個人の確定申告業務については、現時点では一部をスプレッドシートで管理しており、今後の運用については、業務の状況を見ながら整理していく考えとのことです。 杉本さんは、今後の活用について、「使いながら、自分たちの業務に合った形を少しずつ整理していきたい」と話します。機能を知ること自体よりも、実際の業務にどう落とし込むかという点で、TaxDomeのサポートチームによる運用支援に加え、ワークショップやウェビナーといった形で活用方法を確認できる機会があることで、理解を深めていけるのではないかと考えているとのことです。 また、最近では社労士のスタッフが加わり、税務に加えて労務の視点から業務フローを見直す場面も出てきました。こうした変化を踏まえ、杉本さんは「税務だけでなく、労務の業務も含めて、どこまで同じ基盤で管理できるのかを考えていきたい」と話します。ツールを使いこなすこと自体を目的とするのではなく、事務所の業務に合った形を探りながら、税務に加えて労務の業務も視野に入れ、TaxDomeの活用範囲を段階的に広げていくプランだとのことです。 事務所の成長とともに、DXとどう向き合っていくか 杉本聖税理士事務所の事例から見えてくるのは、DXを特別な取り組みとして捉えるのではなく、日々の業務や事務所の変化に合わせて、少しずつ整えていく姿勢です。医療・建築分野を中心とした専門性の高い業務、人員構成の変化、顧問先との関わり方の多様化。そうした状況のなかで、業務の進め方や情報管理のあり方を見直し続けることが、事務所運営そのものの品質につながっています。 […]
法人向け会計ソフト完全ガイド|比較・機能・選び方を解説

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法人向け会計ソフト完全ガイド|比較・機能・選び方を解説

企業の財務情報は、経営判断の根幹となる最重要資産です。どれほど優れた戦略を掲げていても、数字が誤っていれば意思決定を誤り、事業の継続性にも大きな影響を与えます。こうした背景のなか、近年急速に普及しているのが、クラウド会計ソフトを中心とした法人向け会計ソフトです。 企業の会計・経理業務は、手作業や紙・Excelに依存する構造が長く続いてきました。証憑の収集、仕訳の入力、請求処理、月次締め、決算……。いずれも属人化しやすく、担当者の経験や知識に大きく依存していました。しかし電子帳簿保存法の改正、インボイス制度の開始など、法制度が「デジタル保存・電子取引」を前提に再構築されたことで、会計プロセス全体のデジタル化が急務となっています。 この流れの中心にあるのが、クラウド会計ソフトを含む法人向け会計ソフトの活用です。取引データの自動取り込み、自動仕訳、デジタル証憑の管理、部門別の収益分析、経費精算や請求発行との連携など、企業のバックオフィス全体をつなぐ「基幹システム」として、多くの企業で導入が進んでいます。 令和時代の法人向け会計ソフトは単なる経理ツールではなく、組織全体の業務効率化・情報統制・経営判断の質向上を実現するプラットフォームへと進化しました。本記事では、これから導入を検討する企業に向けて、機能・メリット・比較・選び方を、実務目線で解説します。 法人向け会計ソフトの主な機能 法人として利用する会計ソフトを選ぶ際は、「どの機能が自社の業務に必要か」を具体的に把握することが重要です。法人向け会計ソフトが備える代表的な機能には次が含まれます。 1. 自動仕訳 銀行口座やクレジットカード、POSレジ、請求書システムなどと連携し、取引データを自動で取り込む機能です。従来、担当者が手作業で入力していた仕訳作業は、ヒューマンエラーが起きやすい領域でした。自動取り込みとAIによる補助仕訳により、手入力の手間が大幅に減り、月次処理のスピードが劇的に向上します。 2. 決算書・財務諸表の自動作成 法人向け会計ソフトが推奨される大きな理由が、決算処理の効率化です。試算表・損益計算書・貸借対照表などは、日々の仕訳データをもとに自動生成されます。担当者が集計作業に追われる必要がなく、経営陣はリアルタイムで財務状況を把握できます。 3. 税務申告書の作成支援 多くの法人向け会計ソフトは、法人税・消費税の申告書作成をサポートしています。法人税の別表作成や固定資産管理、減価償却費の計算など、煩雑なプロセスを支援する機能が備わっています。 4. 経費精算・領収書管理 社員の立替経費をシステム上で申請・承認する機能です。領収書のデータ化(OCR読み取り)により、ペーパーレス化が進みます。電子帳簿保存法に準拠した保存・検索も容易で、監査対応もスムーズになります。 5.データ分析(部門別・プロジェクト別管理) 部門やプロジェクトなどの管理単位を設定し、収益やコストを軸ごとに集計・分析できる機能です。事業別の採算や不採算プロジェクトを早期に把握できるため、予算配分や人員配置など、経営判断に直接役立つ数字をすぐに確認できます。 6. 外部システム連携(給与・請求書・CRM・在庫など) 請求書発行や給与計算、勤怠管理、顧客管理(CRM)など、企業のバックオフィスは複数のシステムで構成されています。会計ソフトとこうしたシステムが連携していると、取引データが自動で会計側に反映され、入力作業の重複や整合性チェックの手間を大幅に減らすことができます。特に、請求内容の仕訳化や給与計算結果の反映など、毎月発生する定型業務の効率化に大きく寄与します。連携の範囲が広いほど、会計データが一元的に管理でき、経理部門だけでなく人事や営業など他部門の業務負荷の軽減にもつながります。 法人向け会計ソフトウェアのメリット 法人での利用に最適化された会計ソフトを導入することで、企業はどのような価値を得られるのでしょうか。本章ではその代表的なメリットを整理します。 1. 時間削減:月次処理・決算が圧倒的に早くなる 自動仕訳・自動集計機能により、月次処理にかかっていた数十時間が大幅に短縮されます。特にクラウド会計ソフトはリアルタイムでデータが集約されるため、締め作業の負荷が激減します。 2. ミスの防止と正確性の向上 人力での入力作業が減ることで、ケアレスミスの発生は大幅に抑えられます。さらに、チェック機能や仕訳ルールを活用することで、日々の会計処理の正確性が高まり、数字の信頼性を一段と確保できるようになります。 3. コンプライアンス対応(電子帳簿保存法・インボイス制度) 近年、電子取引データの保存要件やインボイス制度など、「紙ではなくデジタル前提」のルールが増えています。クラウド会計ソフトはこれらの法制度変更に素早く対応し、システム側が最新の基準にアップデートされるため、法令遵守リスクを最小化できます。 4. コスト削減(人件費・紙・郵送) 経理担当者の時間削減だけでなく、紙の印刷や郵送、保管スペースなどの間接コストも抑えられます。社内フローの効率化により、総務・営業など他部署の業務負荷も軽減されるケースが多くあります。 5. 経営判断に役立つリアルタイムデータ 試算表やキャッシュフローをリアルタイムで確認できるようになります。財務情報が即座に可視化されることで、投資判断・資金繰り・採用計画などの意思決定がより迅速になります。 法人向け会計ソフトの比較 法人向け会計ソフトを比較するとき、最初は「どれも同じように見える」という感覚になりがちです。仕訳入力、試算表、決算書作成といった基本機能だけで比べれば、確かに大差はありません。しかし、実務で効いてくるのは「入力の手間がどれだけ減るか」「周辺業務(請求・経費・給与など)と自然につながるか」「運用ルールや内部統制に耐えられるか」といった、現場の運用に直結する部分です。導入後に“効く”のは機能の数ではなく、日々の作業が本当に軽くなる設計かどうか。ここでは、日本で導入実績が多い代表的な会計ソフトを取り上げ、価格帯(目安)・主な機能・向いている企業規模・メリットと注意点を整理します。なお、価格やプラン構成は改定されることがあるため、最終判断では必ず公式情報をご確認ください。 主要ソフトの比較表(目安) ソフト名 価格帯(目安) 強み(主な特徴) 向いている企業規模 弥生会計 年額数万円〜 基本機能が安定・従来型経理に馴染む 小〜中規模 freee会計 月額2,000円〜 自動化・直感的な操作 個人〜小規模法人 […]
会計業務と経理の自動化|クラウド時代に求められる仕組み作りと導入ステップ

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会計業務と経理の自動化|クラウド時代に求められる仕組み作りと導入ステップ

会計における自動化は、ここ数年で単なる業務効率化を超え、士業としての業務そのものを刷新する大きな潮流となりました。かつては「手入力で記帳し、紙の証憑をめくり、ミスがないように慎重に確認」が当たり前でしたが、デジタル技術の進化とともに、この前提は急速に揺らいでいます。 近年は、会計データの収集・仕訳の生成・照合・レポート作成まで、多くの工程がシステムで完結するようになり、担当者は数字を“作る”作業から“読み解く”作業へと役割を移しつつあります。会計の自動化とあわせて経理の自動化も進めることで、これまで時間に追われていた月次業務にも余裕が生まれ、顧問先への提案や分析の質が自然と高まります。 こうした考え方は、単に技術の問題ではなく、「士業としてどの領域に価値を置くのか」という本質的な問いにもつながっています。今、会計事務所に求められているのは、定型作業を効率化する仕組みを整え、その先の専門性に時間を使える環境づくりと言えるでしょう。 税務会計における自動化が注目される背景 税理士・会計事務所の現場では、外部環境の変化によって業務負荷が年々増しています。まず、大きな影響を与えているのが制度改正です。インボイス制度や電子帳簿保存法により、証憑の扱い方は以前より厳格になり、紙ベースの運用の限界が露呈しました。紙の領収書を束で受け取り、担当者が一枚ずつ確認しながら仕訳を入力していく従来型の業務フローは、制度的にも物理的にも成立しにくくなっています。 加えて、慢性的な人材不足も深刻化しています。新卒採用の競争は激化し、中途採用も簡単ではなく、育成にかけられる時間も限られています。属人化しやすい環境では、業務品質が担当者によってばらつきやすく、事務所全体の効率が安定しません。 さらに、クラウド会計の普及によって顧問先側のITリテラシーが高まり、「リアルタイムの財務情報を踏まえた助言」への期待が大きくなっています。毎月の記帳業務が完了してから報告する旧来のスタイルでは、この期待に応えるのが難しくなる場面も増えています。 こうした背景により、税務会計業務の自動化は「できれば導入したい追加要素」ではなく、「事務所運営を維持するための基盤」へと位置づけが変わりつつあるのです。 士業現場における自動化の主なメリット 税務会計の現場における自動化が事務所にもたらすメリットは多岐にわたりますが、特に重要なのは次の4点です。 ● ヒューマンエラーの削減と品質の安定化 手入力作業では、どれだけ経験豊富な担当者であっても、数字の入力ミスや勘定科目の選択誤りが発生します。これは、集中力が必要な単調作業の性質上避けがたい問題です。AI が仕訳パターンを学習し、過去の取引と照らし合わせながら仕訳案を生成する仕組みが整うと、こうしたミスの多くはシステム側で自動的に排除されます。チェック作業も「本当に例外処理が必要な部分」に絞られるため、担当者の負担が減るだけでなく、帳票の品質が安定しやすくなります。 ● 月次・年次処理のスピード向上 経理の自動化が進むと、銀行取引の取り込み・照合、証憑の読み取り、仕訳案生成といった工程がまとめて効率化されます。経理の効率化が実現すると、月末月初の作業負荷が平準化され、担当者が「期限ギリギリまで追われる」状態から脱却できます。結果として、顧問先への対応品質も向上し、コミュニケーションにも余裕が生まれます。 ● データ可視化と意思決定の高速化 自動化環境では、取引データがリアルタイムで反映されるため、事務所の誰もが最新の数字を即座に参照できます。分析資料の作成にかけていた時間が減ることで、顧問先への助言が迅速になり、「数字が揃うのを待つ」時間が不要になります。これは、クラウド会計が普及した時代に求められるスピードに大きく貢献します。 ● コンプライアンス対応の強化 税務会計業務を自動化すると、証憑や仕訳に関する情報が体系的に整理されやすくなります。保存ルールの統一や履歴管理が仕組みとして整うため、電子帳簿保存法で求められる検索性・整合性の確保がスムーズになります。証憑の所在や更新履歴を追いやすくなることで、監査や税務調査に必要な資料を的確に提示でき、内部統制の運用も安定します。自動化・効率化された環境では、こうしたコンプライアンス面の負担を自然に軽減できるようになります。 自動化できる具体的な会計業務 税務会計の自動化は、単に入力作業を減らすだけではなく、税理士・会計事務所の業務フローそのものを再設計する力を持っています。特に次の領域では、自動化によって業務負荷が大幅に変わり、担当者の役割も“単純作業から専門判断へ”と自然にシフトします。 ● 請求書・領収書の処理 請求書や領収書は、量が多いほど作業負荷が増大します。自動化された環境では、証憑の内容を読み取り、取引の分類や仕訳候補が提示されるため、担当者は一枚ずつの手入力ではなく「内容の確認と判断」に集中できます。毎月の証憑の山を前にしていた頃と比べると、処理スピードだけでなく、データの整合性や保存状態の安定にも大きな効果があります。 ● 経費精算 経費精算は、従業員からの申請内容をチェックし、誤りがあれば差し戻すという“前後の往復作業”が多い業務です。自動化により、領収書データの抽出、金額確認、勘定科目の候補提示などが標準化され、申請側と経理側の双方が同じ情報を見ながら処理を進められます。結果として、確認の手戻りが減り、経費処理全体の流れが滑らかになります。 ● 銀行取引の照合 銀行取引の照合は本来シンプルですが、件数が多い場合や例外処理が多い顧問先では、手作業にすると相当な時間を奪う業務です。自動化された照合プロセスでは、取引内容のパターンが学習され、日常的な入出金はほぼ自動的に仕訳候補まで導かれます。担当者は例外的な取引や判断が必要なケースだけを確認すればよく、業務負荷が大幅に軽減されます。 ● 財務レポートの作成 月次・四半期・年度といったタイミングで行うレポート作成は、データの抽出・加工・整形などに時間がかかりがちです。自動化された環境では最新のデータが常に整理されているため、必要な資料が瞬時に形になります。これにより、「レポート作成が目的化してしまう」状態を脱し、顧問先の意思決定を支援する本質的な分析に時間を割けるようになります。 ● 税務関連書類の準備 決算や申告のタイミングでは、膨大なデータ整理が必要ですが、手作業が多いほど遅延や抜け漏れのリスクが高まります。会計データの整理や証憑との関連づけが自動化されると、必要な情報にすぐ到達でき、最終チェックに集中できます。繁忙期ならではの“情報探索の時間”が短縮され、業務全体の安定性が増します。 会計自動化を支える主要テクノロジー 税務会計の自動化は、単一の仕組みで実現するものではなく、複数の技術が組み合わさることで日常業務に浸透していきます。これらの技術が連動することで、データの整理・判断・更新が途切れずに進み、担当者が手作業で行っていた部分が自然に削減されていきます。特に以下のツールは、税理士・会計事務所の業務と親和性が高く、実務での効果が大きい領域です。 税務会計の自動化を成立させるには、会計ソフトの自動化を支える基盤技術が不可欠であり、その中心にあるのがAIやRPA、そしてクラウド会計の仕組みです。 ● AI(仕訳学習・分類・異常検知) AI は、日々蓄積されていく取引データの傾向を分析し、仕訳案や分類の候補を提示する技術として活用されます。過去の処理パターンを学習するため、利用を続けるほど精度が安定し、「担当者によって判断が分かれる」場面を減らす助けになります。また、取引内容が通常と異なる場合に気づきやすくなるため、ヒューマンエラー防止にもつながります。AI の活用は、税務会計の自動化を支える中核的存在と言えます。 ● RPA(繰り返し作業の自動実行) RPA は、担当者が日々繰り返している操作手順を模倣し、定型作業を自動で実行する仕組みです。銀行サイトから明細を取得したり、ファイルを特定の場所に整理したりといった作業が、一定のルールに従って自動的に進むため、人的ミスが減り、作業時間も大幅に短縮されます。仕組みが一度整えば、担当者の入れ替わりによって業務品質が揺らぐことも避けられ、事務所内の標準化に大きく寄与します。 ● クラウド会計とデータ同期 クラウド会計は、顧問先と事務所が同じデータにリアルタイムでアクセスできる環境を整えます。データが更新されるたびに双方に反映されるため、月次処理や確認作業のタイムラグがなくなり、会計ソフトの自動化を支える基盤となります。これにより、資料収集やデータの受け渡しといった周辺作業が大幅に圧縮され、コミュニケーションもスムーズになります。 […]
クラウド会計ソフト比較【2025年版】― 税理士事務所おすすめ10選

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クラウド会計ソフト比較【2025年版】― 税理士事務所おすすめ10選

経理・会計の世界は、ここ数年で大きく様変わりしました。紙やエクセルを前提とした処理から、クラウド上での業務共有・自動化へ。いまやクラウド会計ソフトは、単なるトレンドではなく、税理士・会計事務所の「標準インフラ」と言っても過言ではありません。 インボイス制度や電子帳簿保存法の改正を背景に、事務所が抱えるデータ量・証憑の形式は急増。一方で、顧問先からはスピーディーな対応やデジタルでのやりとりを求められるようになりました。このギャップを埋める鍵が、クラウド会計ソフトによる自動化・共有・可視化です。 本記事では、税理士・会計事務所の立場から「クラウド会計ソフトとは何か」「導入の目的」「選び方の基準」「主要ソフトの特徴」までを整理。単なる製品比較ではなく、事務所の業務全体を最適化するための視点で解説します。 クラウド会計ソフトとは? クラウド会計ソフトは、会計データをクラウド上で管理・処理するシステムです。従来のようにパソコンにインストールして使用する必要がなく、ブラウザやアプリからアクセスして複数ユーザーで同時に操作できます。最大の特徴は、データの一元化と自動化。銀行口座やクレジットカードと連携することで仕訳を自動生成し、取引履歴を自動反映。また、税制改正やインボイス対応も自動アップデートされるため、手動メンテナンスの手間がなくなります。さらに、バックアップも不要。クラウド上で常に最新データが保持され、万一のトラブル時も復旧が容易です。これにより、事務所内の担当者・パートナー・顧問先がリアルタイムで同じ情報を共有できるようになりました。結果として、「入力中心の会計」から「分析・提案中心の会計」への転換を後押しする存在となっています。 個人事業主向けと法人向けの違い クラウド会計ソフトには、個人事業主やフリーランスを対象とした簡易版から、法人や税理士・会計事務所が使用するプロフェッショナル版まで、さまざまなタイプがあります。 個人事業主向け 個人事業主向けのソフトは、簿記知識がなくても操作できるよう設計されています。銀行・カードの自動連携、確定申告書の自動作成、請求書発行機能など、ひとりでも経理業務を完結できるように作られています。代表的な例として「freee」や「マネーフォワードクラウド」が挙げられます。日々の取引入力から確定申告までがワンクリックで済むような流れを想定しており、事業主本人が会計を管理するスタイルです。 法人・税理士・会計事務所向け 一方で法人・税理士・会計事務所向けのクラウド会計ソフトは、より複雑な会計処理と内部統制に対応。部門別会計、固定資産管理、承認ワークフロー、監査ログ、電子帳簿保存など、実務要件を満たす高機能設計になっています。税理士事務所が顧問先の経理をクラウド経由で代行したり、複数の顧問先を一元管理したりといった運用にも適しています。 クラウド会計ソフトが支持される理由 クラウド会計ソフトが多くの税理士・会計事務所から支持を集めている背景には、いくつかの明確な理由があります。まず挙げられるのが、働き方の変化です。リモートワークやハイブリッド勤務が定着し、場所を問わず会計データにアクセスできることが業務の前提になりました。クラウド上で職員や顧問先と同じデータを共有できる環境は、チーム全体の生産性を大きく高めます。 次に、法令対応の複雑化があります。電子帳簿保存法やインボイス制度への対応が求められるなか、クラウドソフトであればベンダー側のアップデートで自動的に最新ルールへ対応できます。これにより、事務所は制度変更のたびにシステムを入れ替える必要がなく、安心して運用を継続できます。 さらに、AIや自動化機能による省力化も大きな魅力です。銀行口座・カード・請求書などと連携し、取引データを自動取得・自動仕訳できるため、手入力作業が大幅に減少します。これまで人手で処理していた記帳や照合作業が自動化され、担当者は確認や分析といった付加価値業務に時間を使えるようになります。 こうした変化の積み重ねにより、クラウド会計ソフトは「単なる便利なツール」ではなく、事務所の業務設計そのものを支える基盤として定着しつつあります。効率性と法令順守を両立しながら、顧問先対応のスピードと品質を高めたい――そんな現場のニーズに、クラウド化が確実に応え始めています。 クラウド会計ソフトのメリット・デメリット クラウド会計ソフトには多くの利点がありますが、その一方で導入前に理解しておくべき注意点も存在します。両面をバランスよく把握することが、後悔のない選定につながります。 まずメリットとして挙げられるのは、業務効率化と自動化の推進です。銀行口座やクレジットカードとの連携によって取引データが自動で反映され、仕訳処理の手作業を大幅に削減できます。また、複数ユーザーで同時に作業できるため、職員間や顧問先とのデータ共有が格段にスムーズになります。さらに、法改正や税制変更にも自動でアップデートされるため、常に最新の状態で業務を進められるのも大きな魅力です。これまで発生していたバージョン管理やバックアップ作業といったメンテナンス負担も、クラウド化によってほぼ解消されます。 一方で、デメリットも存在します。最も基本的な前提はインターネット接続の安定性です。通信環境が不安定な場合、データの同期や操作に支障が出ることがあります。また、クラウドサービスはサブスクリプション型で提供されるため、買い切り型ソフトに比べて継続的なコストが発生します。さらに、データの保管やセキュリティ管理はベンダー側に委ねる形になるため、利用前にはデータ保護体制やセキュリティ認証の有無を必ず確認しておくことが重要です。 つまり、クラウド会計ソフトは「導入すればすべてが解決する」万能ツールではなく、事務所の運用方針やITリテラシーに合わせてどの程度クラウドに依存するかを設計することが成功の鍵となります。利便性と安全性の両立を意識すれば、クラウドの強みを最大限に生かした運用が可能になります。 クラウド会計ソフト選びのポイント クラウド会計ソフトは種類も多く、どれも似たように見えるため、事務所に最適な一つを選ぶのは容易ではありません。導入を成功させるためには、機能や価格の比較だけでなく、事務所の業務体制・顧問先構成・成長計画といった要素を踏まえて検討することが重要です。 まず重視すべきは、自社(自事務所)の業務範囲との適合性です。法人顧問が中心なのか、個人事業主を多く抱えるのか、あるいは記帳代行主体なのかによって、求める機能や操作性は大きく異なります。たとえば顧問先とのデータ共有を重視するならfreeeやマネーフォワードのような連携型が有利ですが、内部での業務統制を重視する場合はPCAやTKCのような高機能タイプが適しています。 次に、料金体系とスケーラビリティも重要な検討ポイントです。クラウドサービスは月額課金が主流ですが、利用人数や顧問先数に応じてコストが変動します。短期的な価格だけでなく、事務所の拡大や顧問先増加に伴ってどの程度コストが上がるのか、あらかじめ試算しておくと安心です。 また、法令対応とセキュリティ体制も欠かせません。電子帳簿保存法やインボイス制度、マイナポータル連携などの要件をどのように満たしているか、SOC2やISO27001などの第三者認証を取得しているかは、信頼性を判断するうえで大きな指標となります。 さらに、操作性とサポート体制も実務に直結するポイントです。どれだけ高機能でも、職員が使いこなせなければ意味がありません。導入時のトレーニングやマニュアル、サポート窓口の品質など、運用フェーズを支える体制を確認しておくとよいでしょう。 そして最後に、連携・拡張性です。クラウド会計は単体で完結するものではなく、請求書管理・給与・ワークフロー・顧客管理などとの連携が業務効率を左右します。API連携が開放されているか、他の業務ツールとスムーズに接続できるかも、長期的な運用では非常に重要です。 このように、クラウド会計ソフトを選ぶ際は「今の便利さ」だけでなく、3年後・5年後に自事務所がどんな形で業務を行っているかを想定し、事務所の成長や顧問先の多様化を見据え、将来の運用にも無理なく対応できる体制を整えておくことが重要です。 税理士・会計事務所向けクラウド会計ソフト比較(2025年版) クラウド会計ソフトが多数存在するなか、税理士・会計事務所として最も重要なのは「自らの業務スタイル・顧問先属性・将来の拡張性に合致した製品を選び抜くこと」です。ここでは、実務の現場で広く使われており、かつ事務所運営にあたって信頼性の高い10製品を厳選して紹介します。それぞれの特徴を理解し、事務所に最適な選択肢を整理しましょう。 まず代表格となるのが freee会計 です。クラウドネイティブな設計で、自動仕訳やAPI連携が非常に充実しています。銀行口座・クレジットカード・ECサイトなどとの連携がスムーズで、記帳代行や明細処理の自動化を進めたい事務所に最適です。UIが直感的で操作しやすく、スタートアップやクラウド志向の顧問先を多く抱える小規模事務所に人気があります。 同じく高いシェアを誇る マネーフォワード クラウド会計 は、シリーズ全体の統合性が最大の特徴です。会計・請求・経費・給与など複数サービスが一体化しており、顧問先側も同じプラットフォームを利用できるため、データ共有やリアルタイム連携がスムーズです。顧問先が多く、日常業務の標準化を進めたい中規模事務所に向いています。 一方で、堅実な運用を重視する事務所には 弥生会計 オンライン が根強い支持を持っています。長年培ったノウハウをもとに設計されたクラウド版で、帳票出力の正確性や安定稼働に定評があります。旧来のデスクトップ版からの移行も容易で、保守性や安心感を求める事務所に適しています。 より高機能な法人対応を求めるなら PCAクラウド 会計 が有力です。部門別会計や予算実績管理、固定資産管理といった中堅企業向け機能を網羅し、セキュリティ面でも信頼性が高い製品です。内部統制や監査対応まで見据えた運用を行う事務所には最適な選択肢といえるでしょう。 同じく上位層の事務所で多く導入されているのが 勘定奉行クラウド(OBC) です。会計を中心に、販売管理・給与・人事などの奉行シリーズと横断的に連携でき、ERP的な拡張性を備えています。中堅から大企業を顧問先に持つ事務所で、内部統制や連結会計の要件を満たすシステムとして信頼を集めています。 セキュリティと安定稼働を最重視するなら JDL IBEXクラウド 組曲Major が堅実です。オンプレミス型からの移行を意識した構成で、既存のJDL環境との親和性が高く、安定した処理性能と堅牢なデータ保護を両立しています。システムトラブルを最小限に抑えたい事務所や、保守性を最優先する運用に向いています。 次に、税務・監査業務を一体で運用したい事務所に適しているのが […]
士業DXの現在地と未来を見据えた戦略|会計ソフトの次に来る業務基盤

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士業DXの現在地と未来を見据えた戦略|会計ソフトの次に来る業務基盤

会計・税理士事務所が必須の「業務インフラ」 電子帳簿保存法、インボイス制度、クラウド化、リモート対応。ここ数年の制度改正と技術革新は、会計・税務の現場をこれまでにないスピードで変えています。 2025年のいま、会計ソフトは単なる「記帳ツール」ではありません。仕訳・帳簿作成だけでなく、電子帳簿保存法やインボイス制度への対応、経理フロー全体の効率化まで担う“実務の中心的存在”に変わりつつあります。 同時に、会計・税理士事務所などの士業の現場でも、会計ソフトやエクセルの利用だけでは解決しきれないオペレーション課題が浮き彫りになってきました。 本記事では、こうした変化を踏まえ、2025年時点での主要な会計ソフトを整理するとともに、今後の士業事務所に求められる“次のデジタル基盤”についても解説します。 会計ソフト:クラウド or オンプレミス 会計ソフトを検討する際に、まず悩むのが「クラウド型」と「オンプレミス(インストール型)」のどちらを選ぶべきかという点です。 ここ数年でクラウド化は急速に進み、リモートワークやデータ共有のしやすさから、多くの事務所がクラウドへの移行を進めています。一方で、セキュリティや既存サーバーとの親和性を重視し、オンプレミスやハイブリッド型を選び続ける企業も少なくありません。 実際、Mordor Intelligenceの調査によると、日本のクラウド市場は2030年までに年平均14%以上の成長が見込まれており、その中心領域のひとつが「会計・経理分野」とされています。データの即時共有、電子帳簿保存法対応、電子署名やe-Tax連携など、かつてはオプションだった機能が、今ではクラウド前提で設計される時代になりつつあります。 つまり、どちらが優れているかという単純な比較ではなく、「自社の業務形態」「顧問先との連携スタイル」「情報セキュリティポリシー」等に応じて最適解が変わります。 それぞれの特徴を整理すると、次のようになります。 クラウド型の特徴(SaaS) ✅ 初期費用が低く、導入が早い ✅ 自動アップデート・バックアップ ✅ 場所を選ばずアクセス可能(在宅・出張先からも) ✅ チームや顧問先との共有が容易 ✅ 制度改正対応が迅速 オンプレミス/ハイブリッド型の特徴 ✅ 社内サーバーでデータを厳重管理できる ✅ ネット接続が不安定でも稼働可能 ✅ 一度導入すれば長期的コストを抑えられる ✅ 長年の運用実績があるベンダーが多い クラウド型は利便性と更新スピードで優れていますが、一方で、セキュリティや既存データ資産との互換性を重視する法人では、オンプレミス型やクラウド連携型を選ぶケースも依然として根強くあります。 クラウド会計ソフトおすすめ9選(2025年版) ここからは、2025年現在、日本で広く利用されている主要なクラウド会計ソフトを紹介します。選定基準は「機能」「操作性」「法令対応」「連携性」「サポート体制」の5点。多くの製品が電子帳簿保存法・インボイス制度に対応、または対応機能を備えています。導入時には、プラン条件や設定内容を確認することをおすすめします。 freee会計 対象:中小企業・個人事業主料金:月額2,980円〜(年契約)主な機能:銀行・クレジットカード連携、自動仕訳、請求・給与・経費管理、電子帳簿保存法対応対応制度:電子帳簿保存法(全プラン対応)、インボイス制度 freee会計は、国内のクラウド会計ソフト市場を代表する製品です。銀行口座やクレジットカードとの自動連携により、仕訳入力の手間を大幅に削減。インボイス制度・電子帳簿保存法にも対応し、最新の税制改正にも即応しています。経理担当者だけでなく、非専門職でも操作しやすいインターフェースが支持されています。 マネーフォワード クラウド会計 対象:中小〜中堅企業料金:月額2,480円〜(年契約)主な機能:請求・経費・給与・勤怠・会計を統合、AI自動仕訳、リアルタイムレポート対応制度:電子帳簿保存法(電子取引データ保存対応)、インボイス制度対応設定あり マネーフォワードは、会計を中心にバックオフィス業務全体を統合できるクラウド基盤です。請求書・給与・経費精算・勤怠などを一気通貫で管理でき、経営の可視化を支援します。法令改正への対応が迅速で、電子帳簿保存法の運用ガイドも充実。部門別の承認フローやチーム共有機能も整っています。 弥生会計 Next(旧:弥生会計オンライン) 対象:小規模法人・個人事業主料金:月額2,900円〜(年契約)主な機能:AI自動仕訳、請求・経費連携、電子帳簿保存法対応、税理士連携機能 弥生会計Nextは、長年の定番ソフト「弥生シリーズ」を完全クラウド化した最新版です。デスクトップ版からのデータ移行も簡単で、電子帳簿保存法・インボイス制度にも対応。初心者にもわかりやすい画面設計で、経理担当者から個人事業主まで幅広く利用されています。信頼性とサポート体制に強みがあります。 A-SaaS(エーサース) 対象:会計・税理士事務所料金:月額5,500円〜(年契約)主な機能:複数顧問先の一括管理、給与・税務連携、e-Tax・eLTAX対応、アクセス権限管理 A-SaaSは、日本の税理士事務所向けに特化したクラウド会計・税務プラットフォームです。会計から給与・税務申告までを一元管理でき、政府の電子申告システム(e-Tax/eLTAX)と連携。電子取引データ保存にも対応しており、会計事務所の法令遵守を支えます。ただし、UIや自動化機能は近年の新興SaaSと比べると保守的です。 GLASIAOUS(グラシアス) 対象:多国籍企業・外資系法人料金:要見積り主な機能:多言語・多通貨会計、グローバルERP連携、内部統制、IFRS対応 KPMG JapanとTISが共同開発した、グローバル企業向けのクラウドERPです。海外子会社や多通貨決算を含むグループ全体の会計・税務プロセスを統合。日本の税制と国際会計基準(IFRS)の双方に対応しており、グローバル統制を実現します。高いセキュリティと多言語対応で、外資・上場企業にも導入が進んでいます。 […]
税理士事務所が利用する会計ソフトについて解説!

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税理士事務所が利用する会計ソフトについて解説!

税理士事務所において、会計ソフトは業務の効率向上や正確なデータ管理のために不可欠なものです。従来のインストール型の会計ソフトだけでなく、近年ではクラウド型の会計ソフトも広く普及しており、これらの会計ソフトにはそれぞれ特徴があります。 今回は、税理士事務所が利用する会計ソフトの種類や選び方のポイントなどについて解説します。 会計ソフトの種類 大まかに分けると、会計ソフトは「インストール型」と「クラウド型」の2つに分類されます。 インストール型 インストール型は、コンピュータのハードディスクなどに保存して使用するソフトウェアで、インターネットに接続する必要がないため、安定した動作が期待できます。 初期費用のみがかかり、使い続ければコストを抑えられますが、デバイスの性能が低いと動作が遅くなる可能性があります。また、ハードディスクが故障すると一部または全部の記録が失われる危険があるため、定期的なバックアップが必要です。 クラウド型 クラウド型はインターネットに接続して記録をオンラインのストレージに保存することで、スムーズな会計処理が可能です。 デバイスの性能が低くても、高速なネット接続があればスムーズに動作します。また、会計記録はストレージ上に自動保存されており、デバイスの故障時でもソフトウェア提供企業のセキュリティとバックアップ技術によりデータが保護されるメリットがあります。 ほとんどの場合、通帳やクレジットカード情報などを自動的に取り込む機能が備わっています。 ただし、インターネットに接続できない場合は機能が制限され、使用料が月額または年額でかかることが多いため、長く使うほど継続的なコストがかかります。初期費用がかかるインストール型に比べ、クラウド型は「お試し」にも向いています。 税理士事務所が利用する会計ソフトの選び方のポイント 税理士事務所が採用する会計ソフトは、通常、以下のポイントに基づいて選定されます。税理士にとって、これらの会計ソフトは長期間にわたって利用される重要な「仕事の道具」ですので、将来を見据えた長期的な視点から選択を行うことが一般的です。 導入コスト 特に開業初期は、通常運転資金が制約されていると想定されます。そのため、会計ソフトの導入にかかるコストもできるだけ低く抑えたいと考えるのが通常でしょう。 インストール型の会計ソフトは、「製品の購入」が必要であり、まとまった初期投資が必要ですが、一度購入すれば月々のランニングコストは不要です。一方で、クラウド型の会計ソフトはソフトの購入ではなく「サービスの利用」ですので、初期費用が比較的安価ですが、代わりに毎月の利用料が発生します。 どちらが自分の税理士事務所の資金繰りに相応しいか勘案して利用を決めましょう。 ターゲット層や事務所のコンセプト クラウド型とインストール型の会計ソフトには、優劣が明確に存在するわけではなく、税理士事務所が選ぶべきソフトは顧客層や事務所の方針によって異なると言えます。 例えば、20~30代の若手経営者や新規創業者をターゲットにする場合、最新ツールの利用が増加し、クラウド型会計ソフトの需要が高まります。 一方で、経営者の年齢層が高く、長年にわたり事業を営む法人をターゲットにする場合、既存の会計ソフトや社内システムが存在することが一般的で、新たにクラウドサービスを導入することが難しいケースもあります。このような場合、インストール型の会計ソフトを選ぶことが検討されます。 使用経験 独立開業前に、勤務先からの引き継ぎや急な会計データ入力が必要な場合、自分が使い慣れた会計ソフトを導入することも選択肢の一つとなります。開業前の使用経験が豊富なほど、会計ソフトの使いこなしもスムーズで、新たな操作を覚える必要がないため、効率的な導入が可能です。 ただし、単に使い慣れているという理由だけで会計ソフトを選ぶと、開業後の事務所の方針やターゲット層に合わない会計ソフトを導入してしまう可能性があるので注意が必要です クラウド型・インストール型会計ソフトのメリット・デメリット この章では各型のメリット・デメリットについて解説します。 クラウド会計ソフトのメリット どこでもインターネット環境があればアクセス可能 クラウド会計ソフトは、インターネットに接続できる場所ならどこからでもアクセス可能です。IDとパスワード、対応端末があれば、複数端末への会計ソフトのインストールやデータ移行の手間がかかりません。 法改正に柔軟に対応可能 最近では、数年ごとに会計基準が変更されています。改正に合わせて、会計業務の手続きも調整が必要ですが、クラウド会計ソフトは提供元がシステムのアップデートを担当してくれるため、ユーザーは自らアップデート作業を行う必要がありません。通常、これにかかる費用も発生しません。これにより、法改正による変更に対応する手間を最小限に抑えることができます。 自動仕訳が可能 クラウド会計ソフトには、通常、領収書や請求書をアップロードするだけで、自動で仕訳を行う機能が備わっています。この自動仕訳機能により、取引内容の確認や勘定科目の割り振り、記帳といった手続きが不要となり、業務の負担が大幅に軽減されます。 他の業務サービスとの連携ができる クラウド会計ソフト以外にも、給与計算や経費精算などの業務ソフトを利用している場合、同じ企業同士のサービスであれば、通常は連携可能です。各システムが収集したデータを自動的に共有し、業務を効率的に進めることができます。 単に会計業務だけでなく、バックオフィス全体を対象にした業務効率化を実現するためには、クラウド会計ソフトに加えて経理業務サービスも導入することがおすすめです。 クラウド会計ソフトのデメリット ランニングコストが発生する クラウド会計ソフトには月額または年額のランニングコストが発生します。クラウド会計ソフトは、一括購入ではなく、毎月または毎年定額の利用料を支払う仕組みだからです。通常、年間契約の方が割安になります。 クラウド会計ソフトを利用する際には、定期的に発生する利用料を考慮に入れ、キャッシュフロー計画を検討することが大切です。 操作性はインターネット環境に依存する 操作にはインターネット環境が必要です。クラウド会計ソフトを使用するには、十分なインターネット接続が不可欠です。導入前に確認しておくと良いですが、十分な環境が整っていないと、操作性が低下する可能性があります。 インストール型会計ソフトのメリット インストール型会計ソフトには、クラウド型とは異なる3つの主なメリットがあります。 オフラインでも利用可能 インターネットに接続しなくても、インストール型会計ソフトは利用できます。クラウド型と異なり、ほとんどの処理がオフラインで行えるため、インターネットがない場所や接続が不安定な場所でも作業がスムーズに行えます。 安定した動作 インストール型会計ソフトはパソコン内で処理が完結するため、大量のデータ入力や読み込みも迅速で、クラウド型のような接続に関するもたつきがありません。動作が安定しており、ストレスなく利用できます。 システムによるトラブルが少ない インストール型会計ソフトは、クラウド型と比較してソフトのメンテナンスなどが影響を与えにくいです。システム障害によるトラブルが発生しにくいため、安定して利用できるというメリットがあります。 インストール型会計ソフトのデメリット インストール型会計ソフトにはクラウド型にはないメリットがありますが、同時に以下のようなデメリットも考えられます。 バージョンアップなどの対応が必要 会計基準の改正などがある場合、ユーザーはその都度、インストール型会計ソフトをアップデートする必要があります。バージョンアップは使用している端末ごとに行われ、これを怠ると改正に適応できず、業務に悪影響が出る可能性があります。 […]
2025年9月開催|士業DXを進めるTaxDomeウェビナー開催レポート

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2025年9月開催|士業DXを進めるTaxDomeウェビナー開催レポート

先日開催した 「次の繁忙期までにTaxDomeをスムーズに導入するための3つのポイント」ウェビナー、会計事務所をはじめ多くの士業の方々にご参加いただき、大盛況のうちに終了しました。ご参加いただいた皆さま、本当にありがとうございました! 会計事務所・士業事務所で導入を前向きに進める動きが続々 今回のウェビナーでは、実際にTaxDomeを導入する際のプロセスを「3つのポイント」に分けてわかりやすく解説しました。 その中で、「サポート体制がしっかりしている」「安心して導入できそう」といった声を多くいただきました。 実際に、ウェビナーをきっかけにTaxDomeの導入を前向きに検討し始めた会計事務所や士業事務所も増えており、TaxDome運営チームにとっても大変嬉しい成果となりました。 個別相談会も大盛況 ウェビナー終了後に行った個別相談会には、想定以上の方々が参加くださり、より具体的なご相談やご質問をいただきました。 その後も業界関係者からのお問い合わせやデモのご依頼が相次ぎ、「士業DXをどう進めていくか」という関心の高さを改めて実感しています。 今後のウェビナーについて 今回取り上げた「導入の3つのポイント」以外にも、今後はさまざまなテーマでウェビナーを開催していく予定です。 「こんなトピックを扱ってほしい」「この機能の活用事例を知りたい」といったリクエストも大歓迎です。ぜひお気軽にお寄せください! デモ予約はこちらから ウェビナーに参加できなかった方や、さらに詳しく知りたい方は、ぜひ個別デモをご予約ください。 TaxDomeのデモを予約する さいごに 今回のウェビナーを通じて、会計事務所や士業の皆さまがTaxDomeの導入や活用を前向きに検討するきっかけになったことを嬉しく思います。 これからも、士業DXを支えるプラットフォームとして進化を続け、皆さまにとって「導入してよかった」と思っていただけるサービスを目指します。 次回のウェビナーにもぜひご期待ください!
セキュリティ強化の新機能:ファイルごとのアクセス権限管理

#TaxDome アップデート, #業務改善, #資料ワークフロー

セキュリティ強化の新機能:ファイルごとのアクセス権限管理

ユーザーレベルで、特定のファイルやフォルダの閲覧・編集権限を管理 TaxDomeにおいて、セキュリティは「機能のひとつ」ではなく「基盤」です。銀行水準を超えるレベルで顧客と事務所を保護し、チーム単位のアクセス制御、監査ログ、二要素認証(2FA)、SOC 2 Type II 準拠といった仕組みを備えています。 このセキュリティ体制を、さらに一段階進化させました。 顧客数が増え、組織体制が複雑になるほど、データの可視性をより厳密にコントロールする必要性が高まります。ファイルアクセスを「全員に公開するか、まったく見せないか」だけで運用するとリスクが生じやすく、特に季節雇用スタッフ、複数法人を抱えるクライアント、機密性の高い業務を扱う場合には大きな課題となります。 そこで新機能として追加されたのが 「ファイルごとのアクセス権限管理」 機能です。これはTaxDomeのエンタープライズ級セキュリティフレームワークに追加された最新レイヤーであり、大規模・多拠点のチームを含むあらゆる組織が、機密データを保護し、リスクを低減し、クライアントからの信頼を確立できるよう設計されています。 本機能のリリースにより、ファイルやフォルダのアクセスをユーザー単位でコントロールできるようになりました。チームメンバーやクライアントごとに権限を設定し、特定のファイルやフォルダを「誰が閲覧できるか」「誰が編集できるか」を正確に決めることができます。 スタッフや顧客ごとに、権限をかんたんに設定 任意のドキュメントやフォルダに移動し、右クリックから 「アクセス権の管理」 を選択するだけで権限を割り当てられます。これらの設定はデフォルトのフォルダ権限を上書きし、すべてのデバイスに即座に同期されます。 まずは影響の大きいシナリオから始めてみてください。たとえば、機密性の高いビジネス取引、複雑な家族構成をもつクライアント、季節スタッフのオンボーディングなどです。これらのケースでは、セキュリティ改善の効果をすぐに体感でき、同時に管理業務の負担も軽減できます。 スタッフとクライアントの両方に対して、管理者はアクセス権限(なし/閲覧のみ/編集可能)を、個別にも一括でも設定可能です。権限は ドキュメント、署名、承認、最近使用したファイルの各タブ から直接変更できるほか、ドキュメントのアップロード時にも設定できるため、必要な場面ですぐにコントロールが可能です。 さらに、同じ顧客アカウント内でファイルを移動しても、そのファイルのアクセス権設定は保持されます。もしファイルを顧客アカウント間で移動した場合、事務所メンバーサイドのアクセス権設定は維持されますが、顧客サイドのアクセス権設定は自動的にリセットされます。これにより、意図しない情報共有を防ぎ、機密データを安全に扱うことができます。 TaxDomeでセキュリティ体制をさらに強化 ファイルごとのアクセス権限管理は、TaxDomeが提供する包括的なセキュリティアプローチを補完する新たなレイヤーです。役割・部署・拠点をまたいで機密データを扱う組織に最適で、従来から備わっている以下を含むセキュリティフレームワークを強化します。 チーム単位のアクセス管理: 事務所スタッフがどの顧客アカウントを閲覧できるかだけでなく、そのアカウント上で何を行えるかまでを細かく制御可能。 アクティビティフィード: 事務所スタッフや顧客がシステム上で実行したすべての操作を詳細に記録する監査ログを提供。 SOC 2 Type II 認証: エンタープライズレベルのデータセキュリティを保証する国際的な基準に準拠。 二要素認証(2FA): 事務所スタッフと顧客連絡先の双方に2FAの利用を必須化するオプションを提供。これにより、FTCのSafeguards Rule(セーフガード規則)に準拠するとともに、データ侵害のリスクを大幅に低減。 ファイルごとのアクセス権限管理は、「知る必要のある人だけに見せる」という原則をファイルやフォルダのレベルで適用します。チームメンバーとクライアント双方に対して、閲覧・編集の権限をきめ細かく制御可能です。さらに、すべてのアクセス・閲覧・編集の履歴は監査ログに記録されるため、誰がどの機密情報にアクセスしているかを完全に把握できます。 TaxDomeにおいて、セキュリティは単なる機能ではなく、サービスを支える基盤です。業界で認められたベストプラクティスを厳格に遵守し、システムを常に監視し続けることで、最高水準のコンプライアンスを維持。これによりデータを守り、サイバーセキュリティ体制を強化し、安心してビジネスを成長させる自信を提供します。 事務所と顧問先の双方にメリットをもたらす統合プラットフォーム 多くの事務所では、ドキュメント管理、電子署名、ポータル、請求などを別々のシステムで運用しています。しかしTaxDomeなら、これらの中核業務をひとつの安全なエンドツーエンドのプラットフォームに統合し、競争力を高めることができます。すべてのプランに無制限のファイルストレージと無制限の電子署名が含まれているのも大きな特長です。 これにより、ツールの乱立や管理業務の負担を減らし、クライアントが求める一貫したシームレスな体験を提供できます。 顧問先にとってのメリット — ワンログインでシームレスに ● 複数のアカウントも1回のログインで利用可能(生体認証対応で安全) ● ファイル、電子署名、支払い、顧客とのメール・チャット等を一箇所で管理 ● それぞれの担当者に適切なアクセス権を付与、パスワード共有は不要 ● 高いセキュリティ基準を満たした環境下で、安心して事務所のサービスの利用が可能 事務所にとってのメリット — 業務に直結するツールを一体化 ● […]
【9月17日開催】士業・会計事務所DXを加速するTaxDome導入ウェビナーのご案内

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【9月17日開催】士業・会計事務所DXを加速するTaxDome導入ウェビナーのご案内

TaxDomeは、2025年9月17日(水)に実践ウェビナー「次の繁忙期までにTaxDomeをスムーズに導入するための3つのポイント」 を開催します。 なぜ今、士業・会計事務所にDXとクラウド導入が必要なのか 士業業界では、人材不足や業務の複雑化に直面しています。紙・メール・複数ツールに分散した管理では、顧客対応やチーム連携に限界があります。そこで世界の士業業界の大きな流れとなっているのは、ワークフローの自動化や顧客用のクライアントポータルを備えたオールインワン型の業務クラウドシステムの導入による、事務所オペレーションの抜本的改善です。TaxDomeは、世界25ヶ国以上で数万規模の会計・税務事務所が導入し、「士業の業務インフラ」として、グローバル市場で圧倒的な評価・信頼を得ています。 このウェビナーで学べること 導入前の準備ステップ:スムーズに始めるために押さえるべき要点 チーム定着のコツ:短期間でメンバー全員が使いこなせる仕組みづくり ワークフロー自動化:顧客案件を効率的に進め、時間を生み出す実践例 単なる機能紹介ではなく、実際の事務所での導入事例を交えて解説します。 👉 今すぐウェビナーの詳細・申込を見る ウェビナー概要 日時:2025年9月17日(水)18:00〜19:00 形式:オンライン(途中参加可/終了後に希望者へは個別相談会も可) 参加費:無料 定員:先着150名(定員に達し次第受付終了) 登壇者:山口宏美氏(TaxDomeグローバル本部認定コンサルタント) 参加特典:事務所運営に役立つ「導入支援資料」を配布予定 👉 無料で参加登録する TaxDomeとは TaxDomeは、ワークフロー自動化、顧客ポータル、請求管理、電子サイン、顧客とのチャット、事務所スタッフ間のチャット、タスク管理、プロジェクト管理、工数管理等、士業のオペレーションに役立つ機能をひとまとめで提供する、士業向けクラウド業務管理プラットフォームです。 米国を中心に世界で導入が進み、税務会計業界向けのトップソフトウェアを選出する年間アワード「CPA Practice Advisor Readers’ Choice Awards 2025」で7部門を受賞するなど国際的に高く評価されています。日本でも、2024年4月のリリース以降、大手税理士法人や地域密着型の事務所等、全国各地で導入が急ピッチで進んでいます。 今すぐ無料で参加登録を! 今回のウェビナーは、これからTaxDomeを導入したい方にも、すでに利用中で活用を広げたい方にも役立つ内容です。 「DX化」「クラウド導入」「業務改善」「ツールの一元化」「運営費用削減」「顧客サービス満足度の改善」等の課題に、今年こそは真剣に取り組みたい!とお考えの方は、今回のウェビナーをぜひご活用ください。 👉 無料でウェビナーに参加する 👉 TaxDomeの個別のオンラインデモ登録はこちら
会計事務所博覧会に、TaxDomeが2年連続出展決定!

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会計事務所博覧会に、TaxDomeが2年連続出展決定!

昨年の会計事務所博覧会では、たくさんの方にブースへお立ち寄りいただき、TaxDomeを直接ご覧いただきました。導入をご検討中の方だけでなく、すでに導入いただいているお客様からも活用のご感想を伺うことができ、大変実りの多い2日間となりました。 そして今年2025年も、TaxDomeは「会計事務所博覧会」に出展いたします。 TaxDomeブースでは、機能のご紹介や導入事例を交えながら、皆さまの事務所運営に役立つ情報をお届けします。 イベント概要 名称:会計事務所博覧会2025 会期:2025年9月11日(木)10:00~17:00/9月12日(金)10:00~16:00 会場:東京都立産業貿易センター 浜松町館(東京ポートシティ竹芝)2階展示室 入場料:無料(事前登録制) TaxDome 出展の見どころ ミニプレゼン登壇(9月11日 午後12:25~)初日の会場ステージにて、TaxDomeがミニプレゼン登壇をいたします。 最新のご案内とともに、実際に導入している事務所での活用事例をご紹介します。 実務に即した事例を交えながら、どのように業務効率化やクライアント対応改善が実現できるのかをお伝えします。 ブースでの体験・相談実際の画面をご覧いただきながら、導入を検討中の方にはもちろん、既にご利用いただいているお客様にもさらなる活用のヒントをご提案します。「導入済みだけど、もっと便利に使いたい」という方もぜひお立ち寄りください。 イベント限定のオリジナル販促品 ご来場いただいた方へ、会計事務所博覧会限定のTaxDomeオリジナルグッズをご用意しております。ぜひお楽しみに! ………………… 今年の会計事務所博覧会も、皆さまとの交流の場として大切にしたいと考えています。新しくTaxDomeを知っていただく方はもちろん、既に導入いただいている方にとっても、有益な情報やヒントをお持ち帰りいただける機会となるはずです。 ぜひこの機会に、TaxDomeのブースへ足をお運びください。 スタッフ一同、皆さまにお会いできるのを心より楽しみにしております。 👉 事前登録はこちら 👉 TaxDomeの個別のオンラインデモ登録はこちら
「TaxDome」、freee Advisor Day 2025 にスポンサーとして参加決定!

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「TaxDome」、freee Advisor Day 2025 にスポンサーとして参加決定!

TaxDomeは、「freee Advisor Day 2025」にスポンサーとして参加いたします。 全国3都市(福岡・大阪・東京)で開催される本イベントにて、TaxDomeは会計・税務をはじめとする士業事務所の皆さまに向けて、日々の業務を効率化・自動化するための世界基準のソリューションをご紹介いたします。 freee Advisor Dayとは? フリー株式会社が主催する「freee Advisor Day」は、全国の会計・税務業界関係者が集まり、クラウド会計の最新情報や業務改善のヒントを共有する一大イベントです。 2025年は、以下の3都市開催されます。 福岡:7月28日(月) 大阪:8月1日(金) 東京:8月26日(火) TaxDomeブースではこんなことができます! ✅ End-to-End ワークフローの体験 事務所内のタスク・案件・チーム管理、事務所内のチャット、顧客とのチャット、顧客へのメルマガ一斉送信、顧客とのメールでの日々のやり取り、オンライン請求、書類への電子サイン、クラウドのファイル管理、ワークフローの自動化など、TaxDomeならではの”すべてが一つに統合された業務フロー”を、実際の画面を使って分かりやすくご案内します。 ✅ クライアント体験(CX)を高めるツールの紹介 顧客用のスマートなポータル・モバイルアプリ、自動リマインダーなど、お客様とのやり取りがどう変わるのかを、リアルな操作画面とともにご体感いただけます。 ✅ 導入に関する不安やお悩みもお気軽に 「自社に合うか不安」「freeeと併用できる?」といった疑問も、その場でご相談いただけます。 なぜ、TaxDomeがfreee Advisor Dayに参加? TaxDomeは、freeeユーザーの皆さまにもご活用いただける、「freeeと併用できる業務プラットフォーム」として、日本全国の多くの事務所で導入が進んでいます。日々の業務効率化はもちろん、顧客とのコミュニケーションやチーム間のコラボレーションといった、“freeeだけでは補いきれない部分”をしっかり支えるのが、freeeユーザーの方々にとってのTaxDomeの大きな強みです。 ぜひ、ブースにお立ち寄りください! イベント当日は、TaxDomeのメンバーが各会場にてご案内いたします。 「どんな業務が効率化できる?」「料金は?」「導入サポートはある?」など、気になること、ぜひご相談ください! 🎁 ご来場特典もご用意しております! 皆さまと会場でお会いできることを楽しみにしています! TaxDomeは、今後も日本全国の会計事務所の皆さまに向けて、「業務の見える化」と「DX推進」を支えるソリューションを提供し続けます。 freeeユーザーの方も、他のツールをご利用中の方も、どうぞお気軽にお立ち寄りください。 TaxDomeのオンライン製品デモの予約はこちらから。
開業税理士の副業について解説 | 種類、メリット・デメリットなど

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開業税理士の副業について解説 | 種類、メリット・デメリットなど

開業税理士の副業は、個人のキャリアに対する意識の変化に伴い、ますます注目を集めています。副業は単に収入を増やすだけでなく、スキルアップや新たな人脈形成、キャリアの幅を広げる機会としても捉えられています。 しかし、税理士という専門職には、法律や所属組織の規定による制約も存在するため、慎重な検討が必要です。 そこで本記事では、開業税理士に適した副業の種類や、メリット・デメリット、注意点、成功させるポイントなどを解説します。 副業を考えている開業税理士の方は、ぜひ参考にしてください。 副業の定義 一般的に「副業」とは、本業(主な収入源となる仕事)とは別に、収入を得るために行う仕事を指します。「兼業」や「複業」といった類義語もあり、これらに厳密な定義はありませんが、いずれも「一人が複数の種類の仕事をしている」という共通点があります。 税理士法で禁じられている行為 税理士は税務の専門家として、以下の行為が税理士法により禁止されています。副業を行う際にも、これらの規定を遵守しなければなりません。 脱税の助言等の禁止 不正に税金を回避したり、還付を不正に受けたりする方法を指示・助言する行為は、税理士法で禁止されています。 信用失墜行為の禁止 税理士としての社会的信用や品位を損なう言動や行為は、税理士法で禁止されています。 情報の漏えいの禁止 業務上知り得た秘密を正当な理由なく漏えい・私的利用することは、税理士法で禁止されています。なお、税理士資格喪失後であっても同様に適用されます。 税理士に適した副業の種類 税理士の専門知識を生かせる副業は、多岐にわたります。ここでは、税理士に適した副業をご紹介していきます。 執筆・記事監修 税務や会計、経営に関する記事や書籍の執筆、監修。知名度向上やブランド構築にもつながります。 予備校講師・セミナー講師 税理士試験や簿記の講師、専門学校や大学での講義。知識の深化や人脈拡大に役立ちます。 メディア露出(YouTuber, SNS発信含む) テレビ、ラジオ、YouTube、SNSなどでの情報発信や解説。専門家としての認知度向上や、新たなクライアント獲得につながる可能性があります。また、収益化に加え、事務所の宣伝としても活用できます。 翻訳 会計・税務関連の専門文書の翻訳。語学力があれば高単価案件に期待でき、国際税務の知見を深める機会にもなります。 データ入力 単価は低い傾向にありますが、手軽に始められる副業です。 各種試験問題の作成 税理士試験などの問題作成も、開業税理士に適した副業として挙げられます。 税理士が副業を始めるメリット 副業には、税理士のキャリアにおいて多くのメリットがあります。 収入源の多様化・増加 複数の収入源を確保することにより、もし本業において収入が減少したり、雇用環境が不安定になったりした場合でも「副業による収入源で生活を維持できる」という安心感が生まれます。 短期的な金銭的余裕をもたらすだけでなく、将来の不確実性に備える戦略としても非常に有効です。自分のライフスタイルや価値観に合わせて、適切な方法で収入源を広げていくことが、これからの時代を生き抜くための大きな支えとなるでしょう。 スキルと経験の拡充 スキルと経験の拡充は、専門職としての成長やキャリアの選択肢を広げる上で、非常に重要な要素です。 近年では、IT技術の進化やビジネス環境の多様化に伴い、本業だけにとどまらず、幅広い分野のスキルを習得することが求められるようになってきました。例えば、クラウド会計ソフトの導入により、従来の紙ベースの処理では得られなかったリアルタイムの財務管理スキルや、データ分析を通じた経営支援能力が必要とされています。 これらのスキルは、本業の枠を超えて、さまざまな分野で応用可能であり、結果的にキャリアの柔軟性や競争力の向上にもつながります。 本業への相乗効果 本業への相乗効果という観点から見ると、副業の取り組みは単なる収入の補完手段にとどまらず、本業でのパフォーマンスや信頼性を高める重要な要素として機能することがあります。 また、副業の実績が可視化されることにより、同業他者との差別化が図れるという効果にも期待できます。 副業で培った経験やスキルは、副業という枠を超え、本業における専門性の強化や業務の幅の拡大、さらには自分自身の「ブランド価値」を引き上げる大きな原動力となります。 そして、その結果としてより多くの顧客との新たな接点が生まれ、持続的な成長へとつながっていくでしょう。 新たな人間関係の構築 新たな人間関係の構築は、副業や本業以外の活動に取り組む魅力の一つです。税理士としての業務は、どうしてもクライアントや同業者とのやり取りに限られがちです。しかし、副業やイベントの参加、執筆、講師活動、SNSでの発信など、職域を超えた活動を行うことにより、これまで出会うことのなかったさまざまな業界の方たちと関係を築くことができます。 例えば、スタートアップ企業の経営者や、投資の最前線で活躍する個人投資家、ビジネスメディアの編集者やライターといった情報発信のプロフェッショナルなど、さまざまな分野における人材との接点が生まれるでしょう。 こうした出会いは、税務の専門性を生かしながらも、より広い視野を持って物事を考え、柔軟に対応する力を養う貴重な機会となります。 キャリアの選択肢拡大と精神的な安定 キャリアの選択肢拡大と精神的な安定という観点から見ると、副業は追加収入の手段のみならず、将来のキャリア設計においても非常に大きな意味を持っています。 副業を通じて得られるスキルや経験、人脈、そして実績は、現在の本業とは異なるフィールドに挑戦するための「準備期間」として機能します。結果、将来的に独立や新規事業の立ち上げが、現実的な選択肢として視野に入れやすくなるでしょう。 また、副業によって本業以外からの安定した収入源が確保できると、収入面での依存度が分散されることにより、精神的な余裕が生まれます。 このように、副業は現在のスキルや収入を増やすだけでなく、将来のキャリアを自由に描いていくための土台づくりにもなるのです。 低リスクでの起業・転職準備 低リスクでの起業・転職準備という観点から見ると、開業税理士として副業に取り組むことは、将来的なキャリアの転機に備える上で、非常に有効なアプローチとなります。 特に、独立後の不安定な収入状況や、業務の偏りといった課題を抱える中で、副業という柔軟な働き方を取り入れることにより、経済的・精神的な余裕を保ちながら、自分の将来の可能性を試すことが可能です。 […]
開業税理士の事務所独立について解説 | 開業費用、メリット・デメリットなど

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開業税理士の事務所独立について解説 | 開業費用、メリット・デメリットなど

税理士として独立開業することは、キャリアにおける大きな節目です。 実際、独立開業には組織の制約にとらわれることなく、自身のスキルを最大限に発揮し、自由な働き方を実現できる可能性を秘めています。 しかし、独立の成功には入念な準備と、開業に伴うメリット・デメリットの深い理解が不可欠です。 そこで本記事では、税理士の独立開業に向けた具体的なステップや、必要な費用、メリット・デメリット、そして成功のためのポイントについて詳しく解説します。 税理士として独立開業を目指している方は、ぜひ参考にしてください。 税理士の登録区分について 税理士として活動するためには、日本税理士会連合会に登録する必要があります。税理士の登録区分は、大きく以下の3つに分けられます。 開業税理士 自身の税理士事務所を設立し、個人事業主として経営を行う税理士です。 社員税理士 税理士法人の出資者兼経営者である税理士を指し、株式会社における取締役と似た役割を担い、業務を執行する権利と義務を持ちます。 所属税理士 税理士法人または税理士事務所に勤務する税理士で、いわゆるサラリーマンとして指示に従い職務を遂行します。2014年の税理士法改正後は、所属先の承諾があれば自ら税理士業務を受嘱することも可能となりました。 税理士が開業するまでの流れ 税理士が独立開業するに当たり、以下の流れが一般的です。 税理士試験に合格する 税理士となるには、まず税理士試験に合格し、資格を取得しなければなりません。試験の難易度は高く、約3,000時間の勉強が必要とされています。具体的には、会計学に属する2科目(簿記論・財務諸表論)と、税法に属する9科目から選択する3科目の計5科目に合格する必要があります。 一度に全科目合格できなくても、科目合格制が採用されているため、翌年以降も再挑戦が可能です。また、大学院での単位取得や修士論文の執筆により、一部科目を合格したものとみなす免除制度も利用できます。 実務経験を積む 税理士事務所を開業するためには、税理士試験に合格後、2年以上の実務経験が必須です。 一般的には、税理士法人や税理士事務所に勤務して経験を積むことが多いですが、経理の経験も実務経験に含まれます。実務経験と認められる業務は、貸借対照表勘定や損益勘定を設けて経理する会計に関する事務で、仕訳処理や財務諸表作成、決算手続きなどが該当します。 なお、単純なデータ入力業務などは含まれませんので、注意してください。 また、複数の勤務先で経験を積む場合は、それぞれの在職証明書が必要です。 税理士登録申請を行う 実務経験の条件を満たしたら、日本税理士連合会へ税理士登録申請を行います。申請には、税理士登録申請書、住民票の写し、身分証明書、資格を証明する書類、履歴書、誓約書、確定申告書のコピーなど、複数の書類が必要です。 申請先である各エリアの税理士会による面接調査が実施され、開業予定地が事務所として問題ないかを確認する実地調査も行われます。これらの調査は、申請内容の事実確認が主な目的です。なお、申請から登録完了までは、約3カ月かかることが一般的とされています。 開業のための資金をためる 税理士として開業するには、まとまった資金が必要です。もし資金が不足する場合は、融資を検討してみましょう。税理士の独立開業では、日本政策金融公庫の新創業融資制度、自治体の制度融資、民間金融機関の信用保証付き融資などがよく利用されます。 開業に向けて準備を進める 開業資金の目処が立ったら、具体的な準備を進めていきます。事務所のコンセプトやターゲット層、料金体系を明確にすることが、業績に影響を与える重要なポイントです。そのため、自身の強みを自己分析し、軸のある事務所を目指しましょう。 税理士として開業するにおいては、立地や物件の選定も重要です。サービス内容(来所型、訪問型、オンライン型)により、最適な立地は異なります。コストを抑えるならば、在宅やレンタルオフィスでの開業がおすすめです。レンタルオフィスの場合では、初期費用が抑えられ、一等地にオフィスを構えられるというメリットがあります。 また、開業に必要な設備やアイテムの準備も欠かせません。代表的なものとして、机や椅子などのオフィス設備、インターネットやPCなどのITインフラ、会計ソフトや税務ソフトが必要です。特に、PCは機密情報を取り扱うため、セキュリティ対策が重要であり、性能を重視して選ぶべきでしょう。 加えて、集客方法の選定と準備も重要です。人脈ばかりに頼るのではなく、ホームページ作成、ブログ運営、SNS活用、税理士マッチングサイトの利用も検討しましょう。 なお、2001年の税理士法改正により、広告や報酬の制限が撤廃され、自由な営業活動が可能となっています。そのため、将来的に業務量が増加した場合に備え、採用媒体の手配も考慮に入れておく必要もあります。 代表的な採用媒体として、ハローワークや民間の求人サイト、会計・税務に特化した求人サイトなどが挙げられます。採用活動には予算が必要であり、慎重な判断が求められる点を念頭に置いておきましょう。 税理士が独立開業するメリットとデメリット 税理士の独立開業には、大きなメリットがあると同時に、デメリットも存在します。 それぞれにフォーカスを当て、詳しく見ていきましょう。 メリット まずは、税理士が独立開業するメリットについて解説していきます。 収入UPの可能性 自身の努力と手腕次第で、収入を大きく伸ばすことができ、収入に上限がありません。 自由な働き方と裁量 自分のペースで仕事を進めることができ、勤務時間や場所、受任する仕事などの働く環境を決められます。また、経営が安定すれば、クライアントを選ぶことも可能となるでしょう。 定年がない 定年がないため、健康である限りは現役で働き続けることができ、安定した収入を長期的に得られる可能性があります。 本業以外の収益機会 セミナー講師や書籍執筆など、本業以外の活動によって収入を得る機会も増えます。 経営者としての成長 営業活動やバックオフィス業務など、専門分野以外の仕事もこなすことで、経営者としての知見が深まり、顧客の経営課題に対する理解も深まります。 デメリット ここからは、税理士が独立開業するデメリットについて解説していきます。 収入の不安定性 毎月決まった給与が保証されないため、特に開業当初は収入が不安定となる可能性があります。顧客獲得がうまくいかないと、私生活にも影響を及ぼすかもしれません。 税理士以外の業務の増加 […]
[2025最新] これからの会計事務所に特に必要な顧客管理について解説

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[2025最新] これからの会計事務所に特に必要な顧客管理について解説

「顧客管理の課題を解消したいが、具体的にどうすればよいか分からない」と悩む事務所は少なくありません。本記事では、会計事務所の顧客管理における課題解決方法をご紹介します。課題の原因を正確に把握したうえで解決に取り組むことにより、事務所のオペレーション効率改善にも繋がります。
「TaxDome」が、税務会計業界ITツールの年間アワードで7部門を制覇 🎉

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「TaxDome」が、税務会計業界ITツールの年間アワードで7部門を制覇 🎉

7部門で受賞、包括的ワークフローソリューション部門では2年連続の快挙 こんにちは、TaxDomeチームです。 皆さまに嬉しいご報告があります! このたび、TaxDomeが「2025 CPA Practice Advisor Readers’ Choice Awards」において、読者投票によって下記7部門で最高位を獲得しました!  ● 包括的ワークフローソリューション部門(昨年も最高位を受賞!)  ● その他ワークフロー ツール  ● 業務管理システム  ● 税書類自動化  ● 工数計測&請求システム  ● オンライン請求/支払いソリューション  ● ウェブサイトビルダー また、惜しくも2位にとどまりましたが、3位以下を大きく引き離し、以下の2部門でも高評価を獲得しました:  ● カスタマー専用ポータル  ● ファイル管理&保存 この結果は、5,000人以上の税務・会計専門家の皆さまからの支持によるものです。 日頃から支えてくださるコミュニティの皆さま、本当にありがとうございます。 今後も、税務・会計業務を根底から支えるプラットフォームとして、期待を上回る進化を続けてまいります。 TaxDomeの今後の展開、今後ともご注目ください! 業界に響く読者投票の声――Readers’ Choice Awardsが持つ大きな意味 CPA Practice AdvisorのReaders’ Choice Awardsは、今年で21年目を迎える、業界内でも特に権威ある賞のひとつです。会計事務所の業務運営、成長、そして顧客対応の在り方を変革する革新的なテクノロジーを称えるものです。 毎年、5,000人を超える会計・財務の専門家が、自ら信頼し、日々活用しているツールに投票します。そのため、これらの賞は単なる称号にとどまらず、実際にその影響力を体感しているコミュニティからの力強い信頼の証でもあります。 そして今年、TaxDomeは7部門で受賞しました。これは、私たちのオールインワン業務管理ソリューションが、単なる一機能ではなく、現場で本当に必要とされる複数の領域において、明確な価値を提供していることの何よりの証です。 「包括的ワークフローソリューション部門」 2年連続受賞 昨年、TaxDomeは「包括的ワークフローソリューション」部門で最高位を受賞するという栄誉に預かりました。そして今年も、なんと2年連続でこの最高位を獲得することができました! 2024年には27.8%の得票で受賞しましたが、2025年には59%と大幅に票を伸ばし、他の候補であるKarbon(11.5%)、Thomson Reuters – FirmFlow/Practice CS(6.5%)、Financial Cents(2%)を大きく上回りました。これは全体の約5,000票のうち、およそ3,000票がTaxDomeに投じられた計算になります。これは、TaxDomeが特定の機能に優れているだけではなく、実際の会計ビジネス現場からの信頼を寄せる、真に包括的なワークフロープラットフォームであることの証です。 さらに、「その他のワークフローツール」部門でも、36%(約2,000人)の読者がTaxDomeをトップに選出。CPA Practice […]
【出展情報】iAC Conference 2025 に「TaxDome」がスポンサーとして参加!

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【出展情報】iAC Conference 2025 に「TaxDome」がスポンサーとして参加!

2025年7月10日(木)、東京で開催される「 iAC Conference 2025」にて、「TaxDome(タックスドーム)」はスポンサーとして出展いたします。 本カンファレンスは、税理士・会計事務所・記帳代行を含む、士業の専門家を対象とし、最新の業務効率化やクライアント対応のあり方など、実務に直結するテーマが数多く提供される場です。 「TaxDome」ブースでは、実際の操作画面をご覧いただきながら、統合型ワークフローのデモや、ご相談を承ります。すでに導入済みの方も、これからご検討の方も、この機会にぜひご来訪ください。お客様それぞれの業務スタイルや課題に合わせ、最適な活用方法をご提案させていただきます。 特に、複数ツールの断片化にお困りの方や、ワンストップでの業務管理を検討されている方にとって、「TaxDome」は、とても効果的なDXの最先端を行くオールインワン型のソリューションです。 当日は、「TaxDome」スタッフが直接ご対応させていただき、ご要望をじっくりお伺いした上で、「TaxDome」を活用した貴事務所のオペレーションの未来図をご提示できればと考えております。ぜひ、当日は「TaxDome」のブースへお気軽にお立ち寄りください! 皆さまと東京品川区五反田のイベント会場でお会いできることを、スタッフ一同楽しみにしております! TaxDome 運営チーム
TaxDomeのデモで、実際にご確認ください
フォームが表示されない場合は、お電話(03-6823-4619) またはメール ([email protected])でご連絡ください。ミーティングのご予約をサポートいたします。