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税務・会計・簿記の現場に最適なCRM 8選

Lisa Chaud2025年7月18日 · 4 読了目安

事務所業務を、ひとつのプラットフォームで

分散していたツールを、会計事務所向けに設計されたTaxDomeへ。10,000以上の事務所、300万人超のクライアントに利用されています。
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税務・会計・簿記の現場に最適なCRM 8選

近年、多くの会計事務所がペーパーレス化を急速に進めています。特に会計や税務ビジネスにおいては、常に膨大な量の顧客情報を管理する必要があることもあり、CRMツールの導入は高スピードで進んでいます。組織のオペレーションに最適なCRMツールを導入することにより、業務効率が大幅に改善され、より多くの企業や団体を顧問先として持つことができ、事務所のビジネスの成長に繋げることができます。個々の顧問先に対するサービス提供の流れを統一化しやすい会計・簿記・税務の現場においては特に、CRMツール導入の必要性が世界中で謳われています。

目次

  1. 会計士のためのCRMの理解
  2. 会計・税務サービス提供者向けCRMツール TOP8
  3. TaxDome(タックスドーム)
  4. HubSpotCRM(ハブスポッㇳ CRM)
  5. Liscio(リスシオ)
  6. Pipedrive(パイプドライブ)
  7. Insightly CRM(インサイトリー CRM)
  8. Zoho CRM(ゾーホー CRM)
  9. Nimble(ニンブル)
  10. Method CRM(メソッド CRM)
  11. CRMを検証する3つのポイント
  12. 最適なCRMを使って、業務プロセスを効率化

会計士のためのCRMの理解

CRMはカスタマーに関しての情報を効率的に管理し、サービス提供者とカスタマーとの関係(リレーション)を、体系的・包括的に改善していくことを可能にするツールです。

連絡先リストの作成、カスタマー情報の更新、サービス提供におけるタスクの追跡、プロセスの自動化、コミュニケーションやメールマーケティングなど、顧客が関連するさまざまな要素を、一元的に管理することができるのが、CRMの大きな特徴です。 

会計・税務サービスを提供する事務所においては、 CRM利用の効果は、よりダイレクトにビジネスの成功に反映されやすいと言われています。この記事では、会計・税務サービスを提供する事務所が使えるCRMを8つ、駆け足で紹介します。

会計・税務サービス提供者向けCRMツール TOP8

  1. TaxDome(タックスドーム)
  2. HubSpotCRM(ハブスポッㇳ CRM)
  3. Liscio(リスシオ)
  4. Pipedrive(パイプドライブ)
  5. Insightly CRM(インサイトリー CRM)
  6. Zoho CRM(ゾーホー CRM)
  7. Nimble(ニンブル)
  8. Method CRM(メソッド CRM)

 

TaxDome(タックスドーム)

TaxDome は、会計・税務の様々なニーズに対応する、会計・税務サービス提供の現場での運用のために開発された、業務改善のワンストップ・ソリューションです。プロセスの自動化を軸とした本ツールには、痒いところに手の届いた実践的で便利な機能が豊富に備わっており、導入・運用を開始することにより、事務所の業務オペレーションが包括的に改善します。

主な特徴

  • 業務オペレーションのすべてを一元的に管理できるオールインワンのプラットフォーム
  • 直感的なインターフェイスで、ツールとして抜群にわかりやすい
  • 顧客との連絡・ドキュメントの共有、電子サイン、請求書の支払い等、高度セキュリティ環境下で、カスタマーとのやり取りの殆どをTaxDome上で実行が可能
  • チームメンバーの最新の作業量・リソース状況を視覚的に管理管理
  • メール一括送信や顧客へのタグの割り当てを含む、多くのアクションを一括で行う事が可能
  • カスタマイズ可能なフォームを使って、顧客からの資料・情報回収の効率化が可能
  • データインポート機能を使って、エクセル等のスプレッドシートや他のツールからデータを簡単に移行が可能
  • QuickBooks、Zapier、Calendly、Outlookなどの外部ツールとの連携利用が可能
  • 顧客管理におけるカスタムフィールド作成機能
  • ドキュメントの電子サイン機能
  • ドキュメントの承認依頼機能
  • 高度カスタマイズが可能なリマインド機能
  • リアルタイムでプロジェクト状況を管理できる、チーム共有のダッシュボード
  • メール同期機能を使うことにより、TaxDome上で顧客とのメール連絡を一元管理が可能

日本の会計・税務の現場における、日本語での利用にもフル対応したTaxDome には、 14 日間の無料トライアルがあります。トライアル中は、TaxDomeジャパンチームによる手厚いカスタマーサポートを受けることができ、機能制限なしでTaxDomeを試用することができます。

価格

月間費用7,000円で利用可能。導入後のサポート・トレーニングや、事務所サイトのホスティング等、追加料金なしで利用可能です。

HubSpotCRM(ハブスポッㇳ CRM)

HubSpot CRM

HubSpot CRMは、組織の運営を多角的にサポートするCRMプラットフォームです。使いやすいインターフェースで、チームメンバーとクライアントの両者をシンプルなダッシュボードで管理することができます。 

主な特徴

  • 顧客ジャーニーを作成・モニタリングできるパイプライン管理
  • タスクとリードの自動化により、スタッフを管理業務から顧客業務に集中させることが可能
  • 利用企業のニーズに合わせ、ツールの様々な部分の細かなカスタマイズが可能
  • プロジェクトの最新状況を常に把握できるトラッキングと進捗レポート機能を装備
  • ミーティングのスケジューリング機能
  • 利用可能ユーザー数&データストレージ無制限、管理可能な連絡先の上限は100万

価格

HubSpot CRMは、用途や利用規模に合わせプランの選択が可能。小規模チーム用には、$50の月額コストのプランが用意されています。

Liscio(リスシオ)

Liscio CRM

Liscioは会計士用のCRMツールとして、事務所と顧客間のファイル共有とコミュニケーションの円滑化をサポートします。クライアントからの書類提出を持つ時間や、様々なツールを行き来しながらドキュメントを探すといった非効率な時間を、Liscioを使って大幅に減らすことができます。

主な特徴

  • 使いやすいドキュメント管理機能
  • 顧客に対してのリマインダー・アラート機能 
  • 外部ツールからLiscioへの安全なファイル共有機能
  • 顧客とのリアルタイム・コミュニケーション機能
  • 電子サイン機能(追加オプション)
  • リアルタイムのアクティビティフィードを備えたチーム全体の共有ダッシュボード

価格

Liscioは無料デモを提供しており、1ユーザーあたり月額$50で利用可能です。Adobe Signとの連携による電子サイン機能も利用可能であり、署名1件ごとにチャージが発生する料金体系となっています。

Pipedrive(パイプドライブ)

PipeDrive CRM

Pipedriveは、営業プロセスを改善するために開発されたCRMプラットフォームです。

主な特徴

  • セールス・ジャーニーのさまざまなステージをトラッキングできるリード管理機能
  • 反復作業の自動化により、営業担当者はより負荷の高い業務に専念が可能に
  • 顧客とのメールや電話でのコミュニケーションをチームで共有できるプラットフォーム
  • 企業や顧客の情報を安全に保つためのプライバシーおよびセキュリティ機能

価格

Pipedriveは14日間の無料トライアルを提供。ユーザーはEssential Planで$11.90〜、Advance Planで$24.90〜、Enterprise Planで$74.90〜、月間サブスクリプションに登録ができます。

Insightly CRM(インサイトリー CRM)

Insightly CRM

Insightly CRMは、顧客対応の各ステップにおいて効果的にアクションを実行できるようサポートしてくれる、簿記・会計士向けのCRMプラットフォームです。顧客データの収集と閲覧がスムーズに行ないやすく、ワークフローの効果的な管理を可能にします。

主な特徴

  • リードのルーティングにより、コンテンツを適切な顧客に送信し、担当者によるタイムリーなフォローアップをサポート
  • タスクの自動化による時間とリソースの節約
  • Gmail、Outlookなどの外部プラットフォームとの連携
  • メールの一括送信
  • エンゲージメント管理のためのアナリティクス機能  
  • マイルストーンとプロセス管理により、プロジェクトの有効性を常にチェック可能

価格

14日間の無料トライアルがあり、有料プランは3パターンで提供されています(Plus Plan: $29、Professional Plan: $49、Enterprise Plan:$ 99)。

Zoho CRM(ゾーホー CRM)

Zoho CRM

Zoho CRMは、セールスと顧客とのリレーション構築に便利なCRMツールです。 

主な特徴

  • マーケティング、セールス・ジャーニー、ワークフローの自動化
  • 成約可能な案件を特定するためのリードおよび案件管理
  • すべての顧客の情報を1つにまとめてアクセスしやすくする連絡先の管理機能
  • プラットフォームのカスタマイズ機能
  • 進捗状況のレポート機能
  • 外部プラットフォームとのメール連携機能、メールコンテンツ管理機能

価格

Zoho CRMは、15日間の無料トライアルに加え、無料版も提供されています。有料プランは4パターンで提供されています(Standard Plan: $20、Professional Plan: $35、Enterprise Plan: $50、Ultimate Plan: $65)。

Nimble(ニンブル)

Nimble CRM

Nimbleは、主にOffice 365やG Suiteを使用するチームに最適なCRMプラットフォームとして知らていますが、これらのプラットフォームの利用がなくても、CRMとして運用することが可能です。 

主な特徴

  • 160以上の異なるアプリから連絡先情報を簡単に取り込みが可能
  • 顧客のニーズや関心に応じて、効率よく顧客のグループ化が可能
  • ダッシュボードでチーム、クライアント、タスクの最新状況を管理可能
  • ブラウザ、メール、SNSなどのプラットフォームから簡単にアクセスが可能
  • 営業とチームパフォーマンスの進捗状況を把握するためのアナリティクス機能
  • 営業プロセスの様々な段階で顧客をトラッキングできる視覚的なパイプライン

価格

Nimbleは14日間無料で試すことができます。有料プランは、月額$29.90〜の提供となります。

Method CRM(メソッド CRM)

Method CRM

Method CRMは、既にQuickBooksを使用している会計業務従事者に最適なツールです。 

主な特徴

  • カスタマーポータルで、顧客による支払いが可能
  • 新規顧客を自動でQuickBooksに同期させることが可能
  • ツール上で細かにカスタマイズされたセールスキャンペーンの実施が可能
  • 利用者のニーズに合わせてプラットフォームのカスタマイズが可能

価格

Methodは30日間の無料トライアルを提供しています。有料プランは、月額$28のContact Mangement Plan、$49のCRM Pro Planの2つから選択できます。QuickBooksとの連携は、CRM Pro Planであれば可能です。

CRMを検証する3つのポイント

CRMツールには様々なプロダクトがあり、組織にとってベストなものを見極めるのは一筋縄とはいきません。長期にわたって毎日使用されるツールとなるため、導入検証は慎重に行うことをオススメします。検証にあたり、次の3つのポイントを抑えておきましょう。

CRMにかかるコストは?

完全無料が謳われていたり、低価格なプロダクトもありますが、機能的な縛りが大きく、実際の運用には不十分過ぎる可能性があることを念頭に、各ツールを比較検討することがオススメです。機能的な制限がなければ、料金が上がる傾向にあります。CRM導入の本来の目的と各機能の必要性、オペレーション上の実際の利便性を考慮しながら、候補となるツールの選択肢を絞っていくと効果的です。また、サブスクリプション契約においては、契約期間が長いほど、長期的にみてコストを大幅カットすることが可能となります。トライアル期間中や、月払い契約で開始した後に、ツールの長期的な利用が確実となれば、年払い契約に切り替えると良いでしょう。

CRMで管理できる顧客・連絡先の数の制限は?

CRMツール導入後は、そのツール上ですべての顧客やリードに関する大部分を管理することになります。ツールごとに、管理可能な顧客・連絡先の数に違いがあります。HubSpotを含む一部のツールでは、管理可能数によりプランの料金が大幅に変わる料金体系が使われています。PipedriveやTaxDomeでは、料金やプランに関わらず、管理可能数に縛りはありません。CRMを利用する目的と実際の必要性を考慮して、この点を検討材料の1つとすると良いでしょう。

CRMの外部ツールとの連携機能は?

CRMの外部ツールとの連携機能も、重要な検討材料の1つとなります。新しいCRMを導入する以前から組織内で使われている外部ツールがある場合、それらのツールがCRMと連携したかたちで利用することが可能であるかもトライアル期間中にチェックしておきましょう。具体的にどのような連携になるかも重要ポイントです。TaxDomeの場合、CSVファイルを含む様々なパターンのデータ移行や、QuickBooksやCalendly等の外部ツールとの連携に対応していることに加え、外部連携をより自由で広範的に行える連携専門ツールZapierを運用に取り入れることが可能です。Nimbleの大きな特徴は、MicrosoftとGoogle関連のツールとのスムーズな連携機能です。

以前から利用している顧客管理関連ツールがある場合、外部ツールからのデータ移行機能も大きな検討材料となります。

最適なCRMを使って、業務プロセスを効率化

毎日の業務オペレーションのワークフローを、テンプレート的に統一化しやすい会計・簿記・税務の現場においては特に、CRMツールの利用は効果的だと言われています。利用する本来の目的、組織にとって利便性の高い機能、コスト、ツールとしての使いやすさ等、検討材料となるポイントを多角的・総合的に考慮して、導入ツールを決めることが重要です。

会計・財務のオペレーション改善に特化したTaxDomeは、個別のオンラインデモ等、手厚い導入検証サポートを提供しています。TaxDomeに興味が有る方は、[email protected] 宛にお気軽にお問い合わせください。

Lisa Chaud
LC
執筆者: Lisa Chaud
3 記事

ユーザーコミュニティに常に有益な情報・インサイトを提供できるよう、会計・税務業界の市場調査に全力で取り組む、TaxDomeのマーケティングスペシャリスト。趣味はダンスとランニング。

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TaxDome導入で実現した業務効率化と顧客満足|税理士法人 MOVE ONの活用事例
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TaxDome導入で実現した業務効率化と顧客満足|税理士法人 MOVE ONの活用事例

福井県福井市に拠点を置く「税理士法人 MOVE ON」は、主に中小企業の成長支援を軸とする会計・税務・経営コンサルのプロフェッショナル集団。「数字の先にある人の想い」を大切にし、経営者の人生そのものに寄り添うスタイルで、財務・会計の枠を超えた総合的な経営支援を行っています。 経営数字の背後にあるストーリーを読み解き、社長の人生設計や事業の方向性まで共に考える姿勢は、多くの中小企業経営者から厚い信頼を得ています。 同社は、税務や会計にとどまらず、財務支援や補助金申請、事業承継支援などにも積極的に取り組み、企業の持続的な成長を多角的にサポートしています。こうした中小企業の経営課題に幅広く寄り添う姿勢は、税理士法人 MOVE ONならではの特徴のひとつです。2023年には、全国約1,700の会計事務所の中から「経営革新等支援機関推進協議会」により3年連続TOP100事務所に選出され、その実践的な支援体制と社会的な貢献が高く評価されました。 福井を拠点にしながらも、全国各地の企業から相談を受けるなど、地域に根ざしつつ広い視野で経営サポートを行う同社。クラウドツールやDXへの取り組みにも積極的で、常に「より良い働き方」「より高い顧客満足」を実現するための新しい方法を模索し続けています。 さらに、同社が展開するコンサルティング会社「一般社団法人 MUSCLE and MONEY」では、“勝ち残りたい小企業のためのサバイバル戦略”を掲げ、経営の現場に寄り添った実務支援や戦略設計を推進しています。財務・会計にとどまらず、企業が持続的に成長していくために必要な視点を多角的に捉え、未来に向けた経営基盤づくりを後押しするこの姿勢は、税理士法人 MOVE ONの仕事観そのものを象徴するものです。こうした「経営の継続性」を重視する考え方は、日々の業務や顧客支援のあり方にも一貫して息づいています。 本日は、同社代表の孫崎健次さん、そして実務の中心を担う土井有香さんに、TaxDome導入の背景と、業務現場での活用についてお話を伺いました。 目次 複数ツールを使って見えた“限界”と、TaxDome導入の背景と決め手 自動化と一元管理がもたらした、業務革新とチーム連携の進化 顧客対応から社内連携まで:コミュニケーションを変えたひとつのプラットフォーム 理念と実務をつなぐ、士業DXのブループリント 目次 目次 複数ツールを使って見えた“限界”と、TaxDome導入の背景と決め手 自動化と一元管理がもたらした、業務革新とチーム連携の進化 顧客対応から社内連携まで:コミュニケーションを変えたひとつのプラットフォーム 理念と実務をつなぐ、士業DXのブループリント 複数ツールを使って見えた“限界”と、TaxDome導入の背景と決め手 多くの税理士・会計事務所にとって、顧問先とのデータ共有やコミュニケーションをいかに効率的に行うかは、常に頭を悩ませるテーマです。税理士法人 MOVE ONでも、電子帳簿保存法への対応が求められ始めた時期に、まずは既存の従来型のデータ共有ツールをいくつか試してみたとのことです。 当初、顧問先とのデータ共有には、税理士・会計事務所向けのクラウドのファイル共有ツールを試していました。電子帳簿保存法に対応していた点は魅力でしたが、実際に使ってみると、事務所へデータ共有を行う度に、顧問先がすべての項目を手入力する必要があり、ツール操作の説明にも30分以上かかってしまったといいます。入力作業の負担が大きく、顧問先にとっても使いづらいもので、事務所側もフォローに多くの時間を取られてしまいました。「事務所サイドとお客様サイド、お互いにとって便利な仕組みを探して、試行錯誤していた時期でした」と、土井さんは当時を振り返ります。 その後、Windowsのエクスプローラーに近い操作感を持つ別のファイル共有ツール「セキュアSAMBA」も試してみたとのことです。フォルダ構成で整理しやすく、使い勝手の面では悪くありませんでしたが、あくまでファイル共有の範囲にとどまり、このツールを導入することにより、顧問先とのやり取りや業務全体の流れを根本的に改善するには至りませんでした。 一方、TaxDomeでは、専用のデスクトップアプリを使えば、セキュアSAMBAのようにエクスプローラー感覚でファイルを操作できます。同じ使い勝手を保ちながら、ファイル共有だけでなく、顧客とのチャットやタスク管理、電子署名といった機能まで同一プラットフォーム上で完結できる。そのため、SAMBAを使い続ける必要はなく、ファイル共有のソリューションとして、TaxDomeに移行することにより、「業務全体を見渡しながら、お客様との関係も一元的に管理できるようになる」と、土井さんは確信したとのことです。 当時、事務所の業務は日々複雑化していました。月次処理や年末調整、確定申告など、顧問先ごとに異なるスケジュールと依頼内容を正確に把握し、スタッフ間で連携を取りながら進める必要があります。従来のように「ファイル管理はAのツール」「チャットはBのアプリ」「タスクはスプレッドシート」といった分散運用では、情報が点在し、作業の重複や見落としも発生しがちでした。 「お客様から『この資料、どこにアップしましたっけ?』と聞かれるたびに、スタッフがそれぞれのツールを確認して回る。これでは本来の業務に集中できない」と、土井さんは感じていました。 TaxDomeの導入を検討する際には、単に“機能が多い”という理由ではなく、「チーム全員が迷わず使えるか」「顧問先にとって負担がないか」を重視したとのことです。 こうして同社は、段階的にTaxDomeを導入。まずはデータ共有とチャット機能から運用を始め、すぐにタスク・案件管理、自動化設定へと活用の幅を広げていきました。結果として、TaxDome導入から約1年で、従来使用していた4つのツールを一本化でき、運用コスト・スタッフ工数の大幅な削減に繋げることができたとのことです。業務と顧客対応の両面で、すでに導入初期から大きな成果を実感していたといいます。 自動化と一元管理がもたらした、業務革新とチーム連携の進化 TaxDome導入後、同社で最も大きな変化が見られたのが「自動化」と「一元管理」でした。税理士・会計事務所の業務は、毎月発生する定型タスクと、案件ごとに異なるスポット業務の組み合わせで構成されています。特に月初は、源泉徴収や給与計算、帳簿データの確認依頼など、事務所全体が同時多発的に動く“最繁忙期”でもあります。 以前は、毎月、各顧問先ごとに案件を手作業で作成していましたが、現在はTaxDome上でそのプロセスを完全に自動化できているとのことです。月初の1日に案件が自動で立ち上がり、担当者が都度作成する必要がなくなったことにより、各業務の立ち上がりがスムーズになり、「月初に集中していた作業負担が大幅に軽減された」とのことです。 たとえば「源泉ダイレクト」という月次案件では、毎月同じ処理が必要になるため、TaxDomeの自動化設定を活用。チャット形式でのお客様への案内メッセージも同時に自動送信されるようにしており、担当者は個別にメッセージを作成する必要がなくなったとのことです。こうした一連の作業がすべて自動で立ち上がるようになったことで、手作業のタスク作成やリマインド作業がほぼゼロに。「担当者が手を動かす時間が大幅に減り、クライアントへのフォローや内容確認など、本質的な業務に集中できる体制を築くことができた」と、土井さんはTaxDome導入効果を振り返ります。 また、タスクや案件の進捗状況がリアルタイムで可視化されるようになったことも大きなメリットのひとつとのことです。担当者だけでなく、管理者や他のチームメンバーもステータスを一目で確認できるため、「いまどの顧問先がどの段階にあるのか」「誰がボールを持っているのか」が即座に把握できます。一時的に別の担当者が対応する必要がある場合でも、過去のチャット履歴やファイル共有の記録がすべて残っているため、引き継ぎにかかる時間も短縮。「担当交代時の情報の抜けや認識ズレがなくなり、チーム全体の業務品質が安定しました」と、土井さんは実感を語ります。 自動化による恩恵は、スタッフだけでなく顧問先側にも及んでいます。チャットでの定期連絡や資料提出の依頼が自動で届くことで、顧問先も“次に何をすればいいか”を常に把握できるようになりました。こうした仕組みが結果的に、双方のやり取りを減らしながらも、やるべきことが確実に進む信頼関係を生み出しています。 さらに、TaxDomeの導入によって社内で利用するツール数を大幅削減できたことも効率化に拍車をかけました。 と、土井さんは語ります。 同社では、TaxDomeの導入から数ヶ月の時点で、顧客との連携効率が40%以上向上したと実感していたといいます。ツールの切り替えや重複作業が減ったことで、事務所全体の稼働バランスが改善し、必然的に顧問先への対応のスピードや品質の底上げにも繋がったとのことです。 顧客対応から社内連携まで:コミュニケーションを変えたひとつのプラットフォーム 税理士・会計事務所における日々の業務の中で、もっとも多くの時間を占めるのが「顧客とのやり取り」です。申告書や決算書の確認、領収書の送付依頼、進捗報告や質問のやり取りなど ── そのほとんどが小さなコミュニケーションの積み重ねです。税理士法人 MOVE ONでも、以前はメールやチャットワークなど複数のツールを使い分けていましたが、「情報が分散してしまい、誰がどこまで対応したかがわかりづらい」という課題を感じていたといいます。 と、土井さんは語ります。 顧問先とのチャットは、単なるメッセージ機能にとどまらず、ファイル共有やタスク連携とシームレスに結びつきます。たとえば顧問先が決算書を確認したいときは、TaxDome上で必要なファイルをすぐに閲覧・ダウンロードでき、そのまま同じ画面で質問やコメントを送ることもできます。顧客自身がTaxDome上で必要な書類を確認できるようになったことで、事務所と顧客の間の細かなやり取りが大幅に減り、双方にとって作業効率が格段に向上したとのことです。 さらに、顧問先の多くがTaxDomeの専用モバイルアプリを活用しており、スマートフォンからでも書類の確認・アップロード・チャットが可能となっています。顧客ごとのアプリ利用状況は事務所の管理画面から即座に確認できるため、利用が少ない顧問先には適切なフォローアップを行うなど、運用レベルでのサポートもスムーズに行えているとのことです。紙やメールを介さずに情報の流れが整備されたことで、顧問先からも「使いやすい税理士事務所」としての評価が高まり、顧客満足度の向上にも寄与しています。 […]
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